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オリックス不動産など5社 大阪市の超高層マンションに独自防災システム

 オリックス不動産(東京都港区)と大京(東京都渋谷区)、京阪電鉄不動産(大阪府大阪市)、大和ハウス工業(大阪府大阪市)、アーバネックス(大阪府大阪市)の5社は、大阪市西区で開発を進めている地上53階地下1階、総戸数874戸の超高層マンションに、同物件独自の防災コミュニティシステムを導入する。非常用設備の設置場所や各避難経路の作成、マンションの立地、規模、形状に沿った防災マニュアルを策定するほか、災害時に安否情報の登録などができる防災情報管理サイトの立ち上げなどを行うことで、防災コミュニティの形成を推進。制振構造の採用を始めとするハード面に加えて、ソフト面でも防災対応を強化することで、より安全な居住空間の提供を目指す。

 同物件は10月初旬からの販売開始を予定。専有面積は38~156平方メートル。間取りは1DK~4LDK。販売価格は未定。