不動産マーケティングを行うアトラクターズ・ラボ(東京都千代田区)が実施した「マンション入居者への管理満足度調査」によると、総合満足度で最も評価が高かったのは野村リビングサポートだった。同社は、調査開始以来4年連続でトップを維持している。2位は大和ライフネクスト、3位は住友不動産建物サービスだった。
同調査は、「管理人」「管理会社」「費用」などの項目について、マンション入居者に評価を聞き独自に数値化したもの。30件以上のサンプルがある管理会社が対象。全体のサンプル数は860件だった。
アトラクターズ・ラボでは、「総合満足度評価に影響を与える項目は『管理会社の取り組み』で、逆に相関が低いのは管理費の高さ、修繕計画・修繕積立金など『費用』に関する項目だった。入居者はコストパフォーマンスのうち『パフォーマンス』を重視していることが分かった」と分析している。