三井不動産リアルティ(東京都千代田区)は2013年1月4日、3月末までの期間限定で、既存住宅に瑕疵(かし)があった場合の補修費用を負担するサービスを開始する。専任媒介(専属専任を含む)契約を締結した物件を対象として、引き渡し後1年間、対象部位で不具合が生じた場合の補修費用を最大250万円負担。売主にとっては、一般的に引き渡し後3カ月間負うとされる瑕疵担保責任がカバーされる点がメリットだ。なお、引き渡し完了日の4カ月目から9カ月間保証サービスを受けられるのは、同社の仲介により当該物件を購入した買主とする。
対象部位は「構造上主要な部位の木部の腐蝕(戸建てのみ)」「給排水管の故障」「シロアリ被害」「雨漏り」の4カ所。サービスの申し込みがあった物件に対して営業担当者が物件調査を実施し、同社の定める基準を満たしていれば適合となる流れだ。判定が難しい場合は、提携するERIソリューション(東京都港区)に調査業務を委託する。その時点で不具合が生じていても、補修を行えばサービスを受けることが可能だという。
対象店舗は首都圏のリハウス、リアルプランセンター。反響を見て、エリアの拡大も検討していくという。
賃貸・管理
賃貸・地域・鑑定
住まい・暮らし・文化