東京ビルヂング協会が四半期ごとに実施している「ビル経営動向調査(2013年1月期)」によると、東京都心5区のうち、千代田区、中央区、渋谷区で上限賃料、下限賃料ともに前回調査(2012年10月期)と比べて上昇しており、港区は上限賃料が上昇、新宿区も下限が上昇するなど回復基調が鮮明な結果となった。また、東京23区全体でも、上限・下限賃料ともに上昇している。
都心5区の上限賃料、下限賃料は次の通り(カッコ内は前回調査、円/坪)。◎千代田区=上限29840(28944)、下限18032(17389)/中央区=上限25938(25802)、下限14167(13915)/港区=上限25526(25473)、下限13684(14257)/新宿区=上限23750(23864)、下限15000(14318)/渋谷区=上限25500(23864)、下限15000(13409)。