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市街地価格指数、三大都市圏そろって上昇 日本不動産研究所

 日本不動産研究所がまとめた14年3月末現在の「市街地価格指数」によると、東京、大阪、名古屋などの大都市で地価が上昇したほか、その近郊都市でも下げ止まりの動きが見られた。一方、地方都市は下落が継続した。調査は年2回実施しているもので今回が146回目。
 全国の全用途平均変動率は前期比0.7%下落(前回0.9%下落)で、下落傾向は続いているものの、下落幅は縮小した。
 三大都市圏の地価動向を全用途平均で比較すると、東京圏は前期比0.4%上昇(前回0.2%上昇)、大阪圏が0.2%上昇(同0.1%下落)、名古屋圏が0.2%上昇(同0.1%上昇)。すべての都市圏で上昇したのは08年3月末調査以来6年ぶり。