東京カンテイ(http://www.kantei.ne.jp/)の調査によると、11月の首都圏・分譲マンション賃料は、前月比2.1%下落の2624円(1平方メートル当たり、以下同)で4カ月ぶりに下落した。千葉県以外の地域で弱含んだことが要因。都県別に見ると、東京都は3157円(前月比0.8%下落)で6カ月ぶりの下落。神奈川県も平均築年数がやや進み、1985円(同1.7%下落)と下落。埼玉県は比較的賃料水準が高いさいたま市や川口市で事例数が減少したため、マイナス2.3%の1557円となった。一方で千葉県では、平均築年数が23.3年から22.0年と1年以上若返ったことにより、1575円(1.3%上昇)と唯一上昇した。