東京カンテイが発表した4月の中古マンション価格(70平方メートル換算、売り希望価格)によると、首都圏は前月比でマイナス0.6%の3560万円と小幅ながら引き続き下落した。価格水準の高い東京都での事例シェア縮小、神奈川県や千葉県での弱含みなどが要因。都県別に見ると東京都は同0.5%プラスの4841万円。東京23区では同プラス1.3%の5323万円。神奈川県(2785万円、同マイナス0.7%)ではマイナスに転じ、千葉県(1923万円、同マイナス0.9%)は下落率が拡大した。一方、埼玉県(2105万円、同プラス0.7%)は再び上昇して、2月の水準まで戻した。