政策

不動産証券化手法で空き家再生図る2団体を選定、支援 国交省

 国土交通省は9月4日、「不動産証券化手法を活用したモデル事業形成に向けた空き家支援事業」として2団体を選定した。不動産特定共同事業等の証券化手法により、空き家や空き店舗など遊休不動産の再生、公的不動産の利活用、ESGに資する不動産投資などを促進する支援事業。
 選定団体に対しては専門家の派遣などによる支援を行い、モデル事業となる優れた事例の具体的な案件化を進め、その知見などを水平展開していく。また支援事業を通じて、不動産証券化事業に関わる地域の担い手を育成し、地方創生にもつなげていく狙いだ。
 同支援事業で選定された団体と参加主体、地域は以下の通り。
 「茅葺き再生ファンドfrom美山プロジェクト」/エンジョイワークス、ニシオサプライズ/京都府南丹市美山町▽「兵庫県空き家活用ファンドグループ」/兵庫県、新和住研、第一住建、緑葉社/兵庫県内の各地方都市(但馬、丹波、播磨、淡路地域)