東急リバブルは5月14日、新築マンション・新築戸建て住宅の集約型販売拠点『東急リバブル・銀座サロン』をオープンする。銀座サロンでは、「ルジェンテ駒込六義園リビオレゾン」を皮切りに、順次自社の新築分譲マンション「L’GENTE」シリーズと同社が販売する新築マンション・新築戸建ての案内を行う。
サロンは3方向の壁面と床に投影されたVR内覧システムによる3DCGの室内空間を用意する。パノラマパースやモデルルームの360度画像とは異なり、自由に行き来できることで生活導線の確認やインテリアのシミュレーション、各階ごとの眺望投影、採寸機能などが体感できる。AIアバターによる案内では客と会話をしながら予約の確認や誘導を行う。
ウェビナーやオンライン商談の普及に伴って消費者が都合の良いタイミングで必要な情報を得て、より多くの物件から希望に近い住まいを選びたいというニーズは、物件見学の場面でもより高まると想定。従来の各拠点への集客に注力した販売から、デジタル技術を活用した原寸大の室内空間の再現や3D建物模型、間取りプランのVR化などで対応する。
モデルルームやコンセプトルームは設置せず、模型や展示物も全て物件ごとにデジタル化する。従来型の販売終了時のモデルルームや展示物等の解体に伴う廃棄物の排出削減を目指し、環境負荷の軽減につなげる。