エレベーター・エスカレーター専業メーカーのフジテック(滋賀県彦根市)は、同社の本社と兵庫県豊岡市内の両拠点を活用し、ロボットによる自動配送の実用の取り組みを始めた。
異なる階のフロアへロボットが移動走行し、オフィスへの書類配布や工場の部品を運搬する。
これまでロボットが異なる階に移送する場合に連携技術が課題だったが、同社ではこの連携技術を開発し、今回、業務での実運用を始めた。
定型業務をロボットが代行することで省人化を図れる。今回の活用事例を通じて、導入を検討するビルオーナーはその実用を確認しやすくした。