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記者が解説 住宅新報web週刊ニュース記事(12月15日~12月21日)

・「今年の重大ニュース」は安定した人気

・賃貸マンションでライフスタイル多様化対応の独自プラン

・小平市で27階建て複合再開発ビル着工

 1週間のランキング・トップ10から記者が気になる記事を3つピックアップしていきます。

 今回は、前週以前に公開された記事がランキングの大半を占めました。注目度の高い記事であれば、配信後も継続的にアクセスを集めるという実態が顕著に表れた週と言えるかもしれません。そうした中、集計対象期間内の新規記事としては唯一のランクインとなったのが、9位の「23年重大ニュース 経済環境の激変で明暗(2023/12/19号)」です。例年人気の記事ですが、今年も1年を振り返る企画として関心を持たれた模様です。なお今年の「重大ニュース」は、主要なトピックを集めた本記事と、いくつかのテーマごとにまとめた複数の記事を分散して同じ号に掲載しています。ぜひ、他の記事もご覧ください。

 次は、2位の「地所レジ、東京・三越前の賃貸マンションに独自開発バスルームプラン(2023/12/14配信)」です。前週後半に配信された後、継続的にアクセスが増加して今回初めてランクイン。多様化するライフスタイルへの対応を目指した「Roomto」シリーズアイテムの第4弾について紹介しています。賃貸マンションにおける高付加価値化や競争力向上の事例として、読者の関心を集めたようです。

 3つ目は、同じく前週配信ながら5位に入った「旭化成不レジ、小平市小川駅前の複合再開発ビルを着工(2023/12/14配信)」です。西武鉄道国分寺線・拝島線小川駅前における約1.2ヘクタールを再開発する計画で、今回着工した建物は地上27階・地下1階建ての複合ビル。都内における事業好適地の希少化・取得困難化が続く中、駅前の複合再開発は、街づくりの視点や住宅・オフィス等のマーケットへの影響など、様々な面で重要視されるトピックと言えるでしょう。

※次回は、2024年1月6日(土)の配信予定です。

 

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