・賃貸住宅管理の専門資格も3年目に
・今年は省エネに関する制度が本格化
・今年の業界展望、インフレが成長の起点に
1週間のランキング・トップ10から記者が気になる記事を3つピックアップしていきます。今回は年末年始を挟んでいますので、約2週間のランキングになります。
今回のランキングでは、年末にかけて合格発表があった試験関係の記事が目立ちました。そんな中、2位の「賃貸不動産経営管理士試験、23年度は7894人が合格(2023/12/26配信)」は、国家資格として3年目を迎え、不動産業界の定番資格となりつつあります。都心部では新築住宅価格が高騰し、より良い暮らしの求めるために賃貸住宅が選択肢の一つになってきています。適切な賃貸住宅の管理を担う人材への期待も高まっていくと思います。
5位の「省エネ大賞2023、大和ハ、旭化成ホームズ、一条工務店が受賞(2023/12/22配信」は、省エネ性能に優れた住宅や建築物などの受賞内容をまとめたものですが、今年から省エネに関する制度が本格的にスタートします。そいう意味でも関心が高かったのかもしれません。
最後に、7位の「2024年 住宅・不動産業界の展望 インフレを成長の起点に(2024/1/2号)」は、住宅新報の新年号特集の記事です。金利や物価、GXといったキーワードをインフレとの関係に触れながら、今年の業界展望を行っています。この7位の記事の執筆時とは全く異なる正月となりましたが、今年1年のスパンでは、避けられないインフレが成長の起点になることは変わらないと考えています。