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記者が解説 住宅新報web週刊ニュース記事(4月16日~4月22日)

・総フロア面積約7200坪の「住友不動産新宿南口ビル」が竣工

・三菱地所が徳島県上勝町と連携しサステナブルな街づくりへ

・YKK APの外構新商品情報が注目集める

 1週間のランキング・トップ10から記者が気になる記事を3つピックアップしていきます。

 まずは1位の「『住友不動産新宿南口ビル』竣工、テナントは70%内定(2024/4/16配信)」です。都心では23年にオフィス大量供給があり、25年にも再び多くの物件の竣工と供給が予定されています。24年は一旦供給が落ち着いていますが、やはり大手デベによる都心好立地での新規供給とその賃借・入居状況は、業界の関心が高いニュースとなっているようです。また、報道陣への公開当日に報じた速報性も一因となったようです。

 次は、5位の「三菱地所 ごみゼロ宣言の上勝町と丸の内エリア開発で連携(2024/4/19配信)」です。同社が有楽町や常盤橋エリアで進める再開発事業において、サステナブルな街づくりを目指す取り組みの一環です。上勝町はごみゼロを目標とする「ゼロ・ウェイスト政策」を掲げており、3R(リデュース、リユース、リサイクル)などによる環境負荷軽減に向けた協業を行います。脱炭素化や都市緑化などと並び、廃棄物抑制も開発事業で重要であることを示すニュースとして、読者の興味を引きました。

 最後にご紹介したいのは、「YKK AP、順次春の新商品122点を体験型展示(2024/4/18配信)」。新商品や新物件の記事には安定した人気がありますが、弊紙では通常、どちらかと言えば戸建てやマンションなど「住宅自体」のトピックへの注目度が高い傾向があります。そうした中で住宅設備、特にエクステリア関連の情報が閲覧数上位に入るのは比較的珍しいケースと言えます。読者の興味の対象、または読者層自体が広がっている傾向かもしれません。今後も読者の反応を注視しながら、ニーズの高い記事を提供していきたいと思います。

※次回は、2024年5月15日(水)配信予定です。

 

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アクセスランキングトップ10 (4月16日~4月22日)