商業用不動産データ分析基盤「estie マーケット調査」などを提供するesite(東京都港区)は、同基盤を基にして物件の需給バランスについて集計し、その分析データをまとめた「2024年5月・エスティ マーケットレポート」の「地方都市版」の配信を開始した。
従来の調査対象の大阪エリアに加えて今回から、「札幌」「仙台」「名古屋」「福岡」の各エリアに拡大した。新規に調査対象に追加してエリアのうち、例えば、札幌エリアでは、募集開始面積が前月比約366・7パーセント増の1899坪、募集終了面積が同52・4パーセント増の2317坪、募集面積ストックが同1・9パーセント減の2万1822坪となっている。需要が供給を上回り、募集面積ストックは引き続き微減となったと分析している。