三井不動産商業マネジメントが運営する「三井ショッピングパーク ららぽーと柏の葉」と東京大学大学院新領域創成科学研究科(千葉県柏市、徳永朋祥研究科長)、福島県相馬郡新地町(大堀武町長)が連携し9月28、29日の2日間、ららぽーと柏の葉で「東京大学フェア」を開催する。
同研究科が新地町で取り組む「公・民・学共創による持続可能なまちづくりを通じた復興知人材育成事業(復興知事業)」を、東日本大震災から13年が経過した新地町の復興の歩みとともに紹介するイベント。復興の軌跡をたどるパネル展示や、新地町出身の震災語り部・村上美保子氏による新地町を舞台にした紙芝居「命の次に大切なもの」「朝日館女将の7DAYS」を上演し、防災の大切さを発信する。同研究科の新地町における活動紹介として、復興知事業に参画する研究室のポスター展示や、地域住民と共にまちづくりに取り組む大学院生による研究発表も行う。
福島県の浜通り地域は東日本大震災から13年が経過した現在も復興は道半ばであることに加えて、その事実に意識を向けることの重要性を発信していく。東京大学柏キャンパス(写真)で行われている研究紹介、東大グッズや新地町の名産品販売も実施する。