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記者が解説 住宅新報web週刊ニュース記事(11月5日~11月11日)

Pick Up!

  • JR東 高輪再開発 総事業費6千億円 都心最大級の複合都市
  • 三井不レジ、野村不、地所レジ リーフシティ市川内にタワマン 定借674戸
  • SUUMO、紙の4媒体休刊へ リクルート

 1週間のランキング・トップ10から記者が気になる記事を3つピックアップしていきます。

 1本目は、本紙掲載の4位「JR東 高輪再開発 総事業費6千億円 オフィス入居は既に約80% 都心最大級の複合都市 全体開業は26年春(2024/11/5号)」です。シニア新幹線の開通を控えて、品川駅から田町駅までの全長1.6キロの区間に、都心最大級の複合都市が完成します。10月30日に開いた記者説明会で、2025年3月に「TAKANAWA GATEWAY CITY」の街開きを行うことが発表されました。翌年も順次開業が続き、2026年春にグランドオープンの予定です。オフィス施設への入居は約80%で、KDDIやマルハニチロなどの大手企業本社の入居が決まっているそうです。隣駅の浜松町駅でも世界貿易センターの建て替えに伴って大規模再開発が進行中なので、両者のグランドオープン後の相乗効果に対する期待も高まっています。

 2本目も本紙から、7位にランクインした「三井不レジ、野村不、地所レジ リーフシティ市川内にタワマン 定借674戸 約2億円の物件も(2024/11/5号)」です。マンション価格の高騰が続いていますが、この総戸数674戸のタワーマンションは定期借地権にもかかわらず約2億円近い住戸があり、予定販売価格は3800万円台から1億9600万円台となっています。ブランド力の高い市川市内に立地し、第1期販売開始前から相当数の反響を集めています。

 3本目は、ウェブ配信の9位「SUUMO、紙の4媒体休刊へ リクルート(2024/11/6配信)」です。デジタル化や紙離れが進む中、リクルートらしい時代の潮流を読んだ思い切った決断です。かつて「JJ」の呼称で慣れ親しんだ物件情報誌「住宅情報」を思い浮かべる業界人も多いことでしょう。住宅・不動産メディアの新たな展開に期待しましょう。

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