政策

24年基準地価 地方圏「その他」32年ぶり上昇 全国平均は3年連続プラス

 国土交通省は9月17日、24年都道府県地価調査(24年7月1日時点の基準地価)を公表した。全国平均の地価動向については、全用途、住宅地、商業地のいずれも3年連続で上昇。ただし、各区分とも上昇率の拡大幅は前年より縮小している。他方、今回は地方圏のうち、けん引役の〝地方4市〟を除いた「その他の地域」では、全用途平均が32年ぶりに上昇へと転じた。全国的に見れば、地価上昇の勢いは若干減速していると同時に、引き続き主な上昇エリアは三大都市圏や〝地方4市〟となっているものの、地方圏でも幅広く地価の回復傾向が進んでいる様子も見られる結果となった。

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