連載 記事一覧
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社説 業界のコロナ対応 国民の意識変容に踏み込むとき
コロナの感染拡大が止まらない。住宅・不動産市場への影響はこれから本格化する恐れさえ出てきている。〝第3波〟の襲来で自粛生活が長期化すれば国民の意識は一段と委縮する。新型コロナの住宅不動産市場への影響(続く) -
ひと 働く人を〝トップスピード〟に オフィスのFM企画戦略でコンサルティングを行う三幸エステート 菅野誠さん
家具メーカーや証券会社、IT企業、製薬会社など様々な業界を経て、昨年9月に入社した。「ジョブ型転職。転社はしたが、〝転職〟は1回もしていない」と、一貫してFM(ファシリティマネジメント)に携わってきた。FMは(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 579 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 無神経な若い女性滞納者 周囲への迷惑を自覚するべき
当社管理の店舗を借りている若い女性Aさん。賃料は10万円。最初の1年は家賃が入っていたが、その後徐々に遅れ始め、今は13カ月の滞納だ。 連帯保証人は、道路の整備などを請け負う建設会社経営者の母親。当初(続く) -
不動産市場異聞 大東建託賃貸未来研究所・AIDXラボ所長 麗澤大学AI・ビジネス研究センター客員准教授 宗 健 第31回 東京は日本の標準ではない
新型コロナによりテレワークが普及し、これからの働き方の標準として浸透していくだろう(いくべきだ)という論調も多い。実際、首都圏のテレワーク実施率はピーク時には4割近くに高まった可能性が高い。しかし、こ(続く) -
大言小語 AIに勝つ能力
2045年には、AI(人工知能)が人間の知能を超える。これを「ノストラダムスの大予言と同じ」と断言するのは、国立情報学研究所の新井紀子教授。AIで東大入試を突破させる「東ロボくん」プロジェクトで有名だ。AIは意(続く) -
今週のことば オンデマンド交通
〝要求に応じて〟を意味する「オンデマンド」と「交通」を合わせた言葉。経路や乗降地点、運行時刻などが固定されている一般的な公共交通機関と異なり、利用者からの需要に応じて、これらの要素について柔軟に運行(続く) -
ニュースが分かる! Q&A テレワーク普及で企業はどう動く 東京企業移転先は近郊止まり
上司 ああ、ちょっと君。 部下 なんでしょう次長。 上司 いや大した用ではないんだが、我が社も最近はテレワークが中心だから、コミュニケーションが不足している気がしてな。急ぎの仕事がなければ少(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 1092 西武新宿線(1) 高田馬場、300万円近づく
中古マンション価格(3.3㎡単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 高田馬場 291(30.0/47.7)(続く) -
知って得する建物の豆知識 300 建築の諺と警句 現代でも役に立つ言葉たち
今回は久しぶりに建築にまつわる諺(ことわざ)や警句についてお届けします。 劇場や舞台が完成して、最初の興行を「こけら落とし」と言います。「こけら」とは木っ端やカンナ屑のことで、屋根に溜まっている「こ(続く) -
不動産・住宅スケジュール
11月24日(火) ◎マンション管理センターが「マンション再生セミナー2020」を開催(札幌市北区、札幌エルプラザ)。12月3日(木)に広島、4日(金)に福岡でも開催 11月25日(水) ◎不動産流通推進センターがフォ(続く) -
地域密着探訪 ERAラクラス (熊本県熊本市) 全国大会で売買部門2位に輝く ファーミング、相続対応に意欲
創業42年目を迎えた葛城建設工業の不動産部門を担う。不動産事業を開始した15年、ERAに加盟した。高野晃一取締役・開発部長は「土地の造成をメインとする本業ではディベロッパーやハウスメーカーからの注文が中心(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第360回 住宅の発信力 居住性犠牲にし多くの文字
【学生の目】 埼玉県蓮田市は県東部に位置し、JR宇都宮線が通っている。電車の所要時間10分弱で県を代表する都市の大宮駅に到着でき、交通の便は悪くない。しかし、人口は6万人ほどで、高校は市内に1校しかない(続く) -
マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ ザ・パークハウス横浜新子安ガーデン【後編(1)】 神奈川県横浜市 管理組合のコロナ対策 共用施設にも使用制限
「ザ・パークハウス横浜新子安ガーデン」は、総戸数497戸のマンション。築5年と新しい上、ファミリータイプのマンションであることから若いファミリー層が多く、ITツールやデジタルサイネージ(電子掲示板)の導入な(続く) -
廣田 信子の紙上ブログ No.268 マンション管理応援歌 安全に暮らしたかった高齢夫婦の落とし穴
5月に都内マンションの機械式駐車場で、72歳の女性が車から降りようとした際に動き出したパレットと通路の間に挟まれて死亡するという事故がありました。この件で、先日、女性が車の中にいたのに駐車場の操作ボタ(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 151 インバウンドは終わらない エリア活性化を目指す
ポスト・コロナに向け 本来、今年は、インバウンドにとっては飛躍の年になると誰もが考えていた。東京で開催されるオリンピックイヤーだからだ。しかし、新型コロナの影響で、観光関連業界で特にインバウンドに(続く) -
ADRの現場から 不動産会社が知っておくべきトラブル解決ノウハウ 143 信頼関係をつくる「調停人の姿勢」 日本不動産仲裁機構
不動産・建築に関するトラブルを話合いで解決するADRですが、実際に当事者の間に入り、話合いをリードして解決の道筋を描く調停人には、必要となる「姿勢」があります。以下、神奈川県で不動産会社を経営すると共(続く) -
この人に聞く JLLリサーチ事業部チーフアナリスト 谷口学氏 東京圏、高い市場成熟度 物流施設需給ひっ迫続く
――物流不動産市場の全体像を教えてほしい。 「(この10年、延べ床面積は)全体で2割程度増えている。東京圏が伸びており、大阪圏と名古屋圏の全体に占める割合はあまり変わらないが、面積自体は当然増加してい(続く) -
まちづくりの作品募集 はまっこ検討会
横浜市立大学と京浜急行電鉄、横浜市で構成する「はまっこ郊外暮らし検討会」は11月16日から、横浜市内の郊外住宅地を対象に「ニューノーマルな暮らしを支えるまちづくり」をテーマとしたアイデアコンペティション(続く) -
特別企画 宅建ファミリー共済 保険代理店に聞く 業務軽減、家主の信用向上 ハトマークが安心の決め手に
成増駅前に店舗を構えて43年。賃貸仲介・管理を主力事業とする同社は免許番号(15)の老舗企業だ。管理戸数は約200戸。商店街や町内会など地域活動を生かした仲介案件も多いという。 同社が宅建ファミリーの保(続く) -
防災、SN住宅の対策強化を 小池都知事に都宅協、全日東京が要望
東京都宅地建物取引業協会(都宅協、瀬川信義会長)と全日本不動産協会東京都本部(全日東京、中村裕昌本部長)は11月18日、東京都の小池百合子都知事に21年度東京都予算に対する要望書をそれぞれ提出した。都は各種団(続く)