大言小語 記事一覧
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大言小語 時間の経過の早さ
暑がりの自分も最近はコートを着て出社している。朝晩の冷え込みは厳しくなり、あっという間に冬を迎えたようだ。毎週締め切りに追われる仕事に就いているせいか、特にここ数年は時間の経過を非常に早く感じるよう(続く) -
大言小語 職場環境を考える
未来ある前途洋々な若者が、なぜ死を選ばなければならなかったのか。大手広告会社で発生した過労自殺問題は、労働の現場に依然としてはびこっている根強い弊害を世に示した。 ▼報道されているような酷さはなかっ(続く) -
大言小語 意識の外の住まい探し
最近、不動産に関するドラマが流行っている。前のクールでは、「家売るオンナ」という不動産会社の女性社員のドラマが話題になった。「私に売れない家はない」は流行語…にはなってないが、それなりに流行った。 (続く) -
大言小語 〝日本一ビル〟の足元
日本一という言葉には格別の響きがある。それが確かなものであれば堂々と宣伝もできるし、地域の観光資源としても活用できる。それは超高層ビルの高さも同じだ。日本一になれば注目され、社会的な存在として管理運(続く) -
大言小語 インテリアは重要だが
昔、吉田兼好は『徒然草』の中で〝住まいは人なり〟と言った。住まいを見ればおおよそ、そこに住む主(あるじ)のことが推察でき、「なかなかいい趣味だなぁ」などと思わせることは味わい深いと述べている。 ▼とこ(続く) -
大言小語 頼り、頼られ
最近の住宅・住生活産業のテーマの一つに、家事の負担軽減がある。家電メーカーをはじめ住設メーカー、住宅会社は競うように主婦目線の家事軽減を謳った製品やサービスを続々と商品化している。取材を通じて聞いた(続く) -
大言小語 たまかな暮らし
最近、「たまか」という言葉があることを知った。「たまかな家」「たまかな人」のように使う。辞書を引くと倹約でつましいさまをいうようだが、単に質素で地味というのではなく、言葉の響きから、もっと豊かな印象(続く) -
大言小語 空家対策の急務な理由
落語に「鼠穴」という噺がある。江戸の町で、火事ですべてを失う商人の物語だ。 ▼田舎の田畑を遊びつぶした弟が、江戸で大店を持つ兄を頼ってくる。「奉公させてくれ」と願うが、兄は奉公人などつまらんと、弟に(続く) -
大言小語 新サービスの活用
以前から「若者の車離れ」が指摘されている。派遣や契約社員の増加による若者の現象と考えていた。しかし、どうも様子が違う。以前取材した都心の新築マンションには、駐車場が全くない。附置義務などにより、駐車(続く) -
大言小語 人に「教える」とは
先週、経団連が就職活動における採用面接の解禁日程などについて発表した。思えば数十年前のことだが、就職活動での様々な経験を思い出す。正直、満足な活動ができずに終了した。それでも今、何とか働いている。た(続く) -
大言小語 人間って面白い
将棋界に新星が現れた。将棋の世界では四段からプロとなるが、それを決める奨励会三段リーグが行われ、藤井聡太三段が昇段した。藤井さんはまだ中学二年生。14歳2カ月での昇段は、「神武以来の天才」と呼ばれた加(続く) -
大言小語 訓練は最大の備え
訓練は最大の備え――防災関係者の言葉である。その積み重ねが命を守る。関東大震災のあった「防災の日」は、各地で防災訓練が行われた。政府・自治体が主催するものから、子どもやお年寄りも参加する町会やマンショ(続く) -
大言小語 人を〝属性〟で見る味気なさ
女性専用のシェアハウスを運営管理している女性社長の話によると、近年の入居者の中で目立つのが離婚した女性らしい。離婚によって家を出なければならなくなるのは女性のほうが多いようで、次の住まい(相手?)を見(続く) -
大言小語 世界に誇るべきは
南半球で初開催となったリオデジャネイロ五輪の熱戦が連日、繰り広げられた。ちょうど12時間という時差があり、夜は遅くまで、朝は早くからテレビ中継にくぎ付けになった人も多かったに違いない。 ▼序盤の日本柔(続く) -
大言小語 「山の日」に思う
今年から8月11日が山の日として国民の祝日となった。数えてみると、今回の山の日で国民の祝日は年間16日となる。山の日とは、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」と定められている。山登りをしない自分(続く) -
大言小語 「原点」とは
〝賢い消費者〟が増えている昨今、単なる物件紹介の営業だけだと契約は取りにくい。そんな中、「私に売れない物件はない」の決めゼリフで、住宅営業の〝極意〟を伝えるドラマが放映中だ。 ▼クライアントに対して(続く) -
大言小語 地方へGO
ついに7月22日、日本でもそのアプリの配信が始まった。日本上陸は大変な影響があると言われている。いや、上陸は適切ではないか。その実体はまさに日本で生まれたのだから。世界で話題沸騰の「Pokemon GO」(eは鋭(続く) -
大言小語 祝日と連休と観光
7月18日の「海の日」に続き、8月11日は初めての「山の日」。祝日はこれまで、増えることはあっても減ったことはない。しかも休日と重なった場合の連休化もある。年によって変動し一体何の日か分からない祝日もあり(続く) -
大言小語 五感を澄まそう
料理を盛ったお皿の向きを気にして、そっと置きなおす――そんな店主がいる居酒屋は心も和らぐ。人と人の心が通い合ってこその人の世である。それなのに、最近は他人に心を寄せるということが少なくなった。家族の絆(続く) -
大言小語 「山の日」迫る
「みどり」と「海」に続いて、今年8月に「山の日」が新たに誕生した。今年から8月11日が「山の日」という祝日になった。気の早い人は年末年始に、年間の祝日の並びを確かめて既に「8月11日」の赤い数字に気付いて(続く)