不動産屋の独り言 〜賃貸現場の喜怒哀楽〜 記事一覧
不動産屋の独り言 〜賃貸現場の喜怒哀楽〜
賃貸業を営む坂口有吉さんが業務に役立つヒントをちりばめながら日常の出来事を綴ります。
人情深い坂口さんは、不動産業者に対する世間の評価が不当に低いこと受け、「日々の努力も知ってほしい」と、そんな願いを込めています。
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ある留学生が体験した苦難「行き過ぎた審査に不信」
これは、当社管理物件の家主さんから聞いた話だ。 家主さんは、某国立大学の学生課にパートで勤めている。そこに東南アジアからの留学生が相談にやって来た。大学と提携している不動産会社の紹介でアパートを申し(続く) -
私が別れを勧めたカップル、初対面でも見える顧客の本質
長く営業をしていると、初めて会って直ぐお客さんの本質が見えてしまうことがある。若いカップルが部屋探しで来店したのだが、彼女はファッョン雑誌から抜け出したくらいの相当な美人で、彼氏のほうは凄く地味なタ(続く) -
水商売の見極め方「良い客は逃したくない」
不動産賃貸の空室募集の広告で、よく「水商売不可」という言葉を見かける。 職業が水商売の人には貸しません、という断りが最初からされているワケで、これは言うまでもなく、生活がだらしなかったり、金銭感覚が(続く) -
今時、珍しい立派な若奥様、滞納は完済、資金返還も辞退
当社の管理物件に若い夫婦が入居していた。旦那さんは地元の工場に勤務していたが、欠勤や遅刻も多く、入居してしばらくすると家賃の滞納が始まった。家主さんからの督促の依頼を受け、勤務先に電話すると本人は欠(続く)





