明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 記事一覧
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不動産学の魅力 明海大学 不動産学部 第4回 賃貸管理会社の魅力 困り事を解決するパートナー
ゼミ活動で賃貸不動産管理会社を訪問した。大学で不動産学全般を学んでいるが、管理会社にはあまり関心が向かなかった。将来は不動産有効活用や都市開発など大きな仕事をしてみたいと考えていた。賃貸管理は、建物(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 最終回 地域価値を生むパブリックスペース 〝情緒〟が人々の愛着生む
【学生の目】 その日は1日、自由が丘を踏査する予定で外出していた。夕方、休憩できる場所を探していたところ、写真の通りに出た。九品仏川緑道は1974(昭和49)年に目黒区と世田谷区の区境を流れる九品仏川を(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第499回 集合住宅の建築様式 外観こだわり希少性高く
【学生の目】 写真の建物を見たとき最初に浮かんだ言葉は、「要塞」だった。一見、大きな一軒家かと思ったが、よく見ると5世帯が入居する集合住宅だ。レンガ造りを連想させる炻器質タイルの外壁と円形の柱や(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第498回 ニュータウン再生のポイント 住宅供給にプラスα
【学生の目】 日本初の大規模ニュータウンで知られる大阪の千里ニュータウンで団地再生事業が進んでいるというニュースを目にした。自分の足で歩いて街の雰囲気を感じたいと思い、現地に行った。今まで横を車(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第497回 自然災害に負けない家づくり 地震被害なかったドームハウス
【学生の目】 地震や豪雨などの自然災害が多発している。倒壊や流出などのニュースが増え、自然災害に安全な建物はないかと考えるようになった。 調べる中で、発泡スチロール製のドームハウスがあると知(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第496回 バリアフリー交通の実現 都市再生とSDGs達成へ
【学生の目】 まちを散歩していると信号を境に景観が違うことに気付いた。最大の違いは電柱の有無である(写真)。調べると、栃木県の鹿沼中央地区計画・地区整備計画区域の区域内であることが分かった。地区計(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第495回 土地利用の順法性と公共性 最適調整する機能乏しく
【学生の目】 建築基準法の接道規定は、都市計画区域内で適用される集団規定の中でも最も重要な規定のひとつである。住宅地では住環境の維持ばかりでなく地価にも影響する。接道規定は宅建士試験にも頻出する(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第494回 木密地域の土地区画整理事業 既成市街地では時間が必要
【学生の目】 ゼミ活動の一環で浦安の街を歩き、不動産学と社会課題の関係を学修する中で、木造家屋の密集地域を見つけた。幅1メートルもない隙間のような通路を抜けて奥に進むと、中に空き地のような空間が(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第493回 騒音問題の複雑さ 外部の防音と内部の防音
【学生の目】 30度を超える暑さの日、大学のある新浦安駅からアルバイトに向かう京葉線の電車の窓から、ぶつかりそうなくらい線路に接近している集合住宅を見かけた。ゼミの研究課題で賃貸住宅の騒音対策を取(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第492回 スマートウェルネスに向けたまちづくり 産官学で高レベルの開発基準
【学生の目】 明海大学から境川に向かって歩くと綺麗な外観の低層マンションが目に入る。スターツグループが手がけたQUWON新浦安である。戸建て住宅や保育園、高齢者ケア施設が一体的に開発された多世代型住(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第491回 細街路に面する新旧の住宅 住民と行政が連携する仕組み
【学生の目】 浦安市は昭和時代の埋立地と元からの土地が混在する。元からの住宅街を歩くと、狭い道路沿いに建物が立ち並んでいる景観に出会う。堀江地区は元からの土地で、今ではすっかり内陸部だが、埋立て(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第490回 住宅地の拡散 放置は高齢化と移動手段に課題
【学生の目】 授業の一環で行う木更津市の不動産事情の調査で、最も印象深いのは「住宅地の拡散」である。1968(昭和43)年成立の現行都市計画法は、問題化していたスプロールの抑制を目的の一つとして区域区分(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第489回 持続可能な住宅地 車利用と新旧住宅の共存に課題
【学生の目】 官学連携活動の一環で木更津市の住宅地を調査した。同じ千葉県ながら大学からは房総半島を南下するより、東京、神奈川を経由するのが早い。1998年開通の東京湾横断アクアラインが時間距離を短縮(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第487回 ニュータウンに生きる田園都市構想 「住み続けたい街」と評価
【学生の目】 千葉県印西市は、2022年「住み続けたい街」と「街の幸福度」ランキングで県内1位になった。市の高い評価と不動産学で学ぶまちづくりを重ね合わせて考察した。印西市は1992年に市制施行、2010年(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第486回 賃貸アパートに投資する 理論的な方法で初期投資推計
【学生の目】 大学のゼミナールで、千葉県浦安市にある賃貸アパートの投資分析に取り組んでいる。写真は2.2億円で売り出し中の収益用不動産だ。新築後数年経過した鉄骨造の建物で、外壁は軽量気泡コンクリー(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第485回 住宅密集市街と都市計画 重点的な耐震化でデメリット予防
【学生の目】 帰り道で「隣との距離が近い家が多いな」と感じた。隣家の玄関が2階窓近くにあり、中が丸見えではないかと思ったのだが、周辺を散策すると、狭い道路に面して同様の住宅が沢山あった(写真)。(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第484回 不動産事情の背景にある国民性の違い 中古戸建てに投資視点の有無
【学生の目】 大学から派遣される海外研修の一員として、2月にハワイ州オアフ島で1週間程、不動産事情を学んだ。研修を通じて、人々の国民性―ライフスタイルや価値観―が、不動産事情に反映されることを肌で感(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第483回 大規模開発が生み出す価値 土着の価値との相乗効果
【学生の目】 2月下旬、不動産学部の海外研修でハワイ州のオアフ島に1週間ほど滞在した。滞在期間を通して現地の歴史や文化、不動産取引や開発、都市計画など、様々なことを学んだ中で、特に印象に残ったこと(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第482回 活用までの廃校管理 住民参加し新たな風習を
【学生の目】 大分県玖珠町と明海大学不動産学部は地域連携協定を結んでいる。今年2月、廃校の活用と空き家に関連するホームぺージの意見交換のため現地を訪れた。 文部科学省の廃校施設活用事例集の多(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第481回 廃校活用の課題 地域資産活用の試金石に
【学生の目】 大学の課外授業で大分県玖珠町を訪れた。現地の方に各所を案内していただき、町が抱える空き地・空き家問題や廃中学校の活用方法について意見交換した。 最も印象的だったのは、19年3月に(続く)