明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 記事一覧
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明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第378回 東京の魅力を高める 竹芝で事業者による都有地活用
【学生の目】 森記念財団都市戦略研究所の「世界の都市総合力ランキング」(20年12月)で東京は、ロンドン、ニューヨークに次いで世界第3位である。東京の総合力を更に高める工夫の一つに、新しい形の不動産開発が(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第377回 高架と水を生かす 一体整備で回遊性もたらす
【学生の目】 東京観光の人気スポットとして定着した東京スカイツリーの麓にできた「東京ミズマチ」を訪れた。東武鉄道と墨田区が連携して20年6月18日に開業した複合商業施設で、浅草駅から、とうきょうスカイツ(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第375回 複合型マンションの可能性 住宅と商業の共存関係に
【学生の目】 19年度の1日平均の乗車人員が41万9440人とJR東日本では第4位の横浜駅(JR東日本ホームページ)。私鉄や地下鉄も乗り入れる巨大ターミナルである。そんな横浜駅近くで存在感のある建物が目に留まった((続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第374回 再生団地の古い建物 改修してエリマネ拠点に
【学生の目】 東京都西東京市ひばりが丘は、昨年の「本当に住みやすい街ランキング」で9位を獲得した。ひばりヶ丘駅は、西武池袋線の池袋駅から最短15分で到着する。交通の利便性も良く、駅前の商業施設もおしゃ(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第373回 清掃で価値を保つ 技術革新で美観保つことも
【学生の目】 創設された1914年当時を再現し、開設100年の節目に新築された赤レンガの外装が映える東京駅。特徴的な外観のデザインや仕上げが目立つが、駅構内の内装も工夫がなされている。大学へ通学するたびに(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第372回 オーバーハングのアパート 狭い土地を最大限に利用
【学生の目】 配達のアルバイトで特徴的な建物(写真)と出合った。 第1の特徴は、独立性の高い住戸形態だ。アパートで一般的な外廊下型でも長屋型でもなく、現代的なデザインである。共同住宅のアクセスタイプ(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第371回 照明の重要性 既存住宅にも安心感与える
【学生の目】 緑道を設けている住宅街は多い。水場もあったりして、子供たちの遊び場になっている。それはとてもいいのだが、どうにも緑道に調和するような住宅が少ないのだ。そんな中で、写真の住宅は緑道と調(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第370回 際立つ外観 マンション経営の一戦略
【学生の目】 冬の寒さもだんだんと和らいでおり、散歩日和が続いている。そんな中、写真のマンションは周りからひと際目立って見えた。 その理由はまず、エントランス部分の豪華な装飾が目に飛び込んできたか(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第369回 スタイリッシュな長屋 景観と眺望を確保し高級感
【学生の目】 近所を歩いていると少し意外感のある建物が目に入った(写真)。一見すると2階建ての普通のアパートのように見えたが、外に階段が見当たらない。住戸の中に専用階段があるメゾネットタイプのアパート(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第368回 圧倒的な存在感のコートハウス ゆとりが〝癒やし〟と可変性を両立
【学生の目】 コートハウスは、建物や塀で囲まれた中庭を持つ住宅のことである。中庭をつくることでプライバシーを確保しにくい都市部でも、外から見えない半屋外空間を確保できる。今回注目したのは、住宅街に(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第367回 第三セクターのまちづくり 民間主導で長所引き出し
【学生の目】 遊休化した古い建物の保全や再生を通じて、地域の活性化とまちづくりを目指す例が増加している。その中で、民間企業でも行政でもない〝第三セクター〟の組織が主導したまちづくりで、顕著な成果を(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第366回 矩形の家 個性的な設計を生活価値に
【学生の目】 年内に行きたいラーメン屋を見つけた。最後の開店日がツイッターで公開されているのを確認し、急いで準備して外出した。外は晴天で、空気は肌の感覚がなくなる冷たさだった。ラーメンを想像しなが(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第365回 場違いな不動産 理由を理解し、地域の個性に
【学生の目】 外に出るには手袋とマフラーが必要なくらい寒くなった。友人と課題の調査で外に出たが、クリスマスが近づいた街はイルミネーションがきれいに輝いている。イルミネーションの輝く通りを抜けた所(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第364回 団地再生の仕掛け 入居率を上げる2つの工夫
【学生の目】 近年の不動産業界の課題に空室率の上昇がある。原因は少子高齢化や東京一極集中などの社会的要因に限るわけではない。写真は埼玉県草加市にある〝ハラッパ団地〟である。社員寮として使用されてい(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第363回 密集市街地の街づくり 地区計画で風情と安全両立へ
【学生の目】 JR山手線「日暮里」駅から徒歩で数分の谷中銀座商店街は、木造建築物が多く残って風情があり、個性を競う店舗には活気があって、若者にも楽しいエリアだ。最近はリノベーション事例が多いことでも(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第362回 団地の建替え 再生を検討する機会を
【学生の目】 荒川区町屋駅周辺は人情にあふれていて好感の持てる街だ。個人経営の店舗が多く、工夫と個性に満ちた通りに人間味がある。昼は多くの人が行き交う昼の顔があり、夜は明かりがともった飲食街に人が(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第361回 上山の住宅 街への愛着、空き家解消のカギ
【学生の目】 明海大学と山形県上山市にある上山ランドバンクが提携して行う空き地空き家問題の現地調査に参加した。市は上山温泉で有名で、山形新幹線の駅名は「上山温泉」だ。古くは羽州街道の宿場町で栄え、(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第360回 住宅の発信力 居住性犠牲にし多くの文字
【学生の目】 埼玉県蓮田市は県東部に位置し、JR宇都宮線が通っている。電車の所要時間10分弱で県を代表する都市の大宮駅に到着でき、交通の便は悪くない。しかし、人口は6万人ほどで、高校は市内に1校しかない(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第359回 コンテナハウス 個性的な建物、違和感軽減に課題
【学生の目】 新型コロナ感染症が再び猛威を振るっているが、外に出る人は増え続けている。そんな中、駅から帰る途中に写真の建物が目に留まった。周りの建物とは明らかに違うデザインだったからだ。 第1の特(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第358回 持続可能な二世帯住宅 建築士のやさしさが各所に
【学生の目】 戸建て住宅が多い地域で、一回り大きな住宅に目が留まった。道路に近い位置に共用部分があり、集合住宅のように見えるが、よく観察すると二世帯住宅だ。 第1の特徴は、2階と3階をそれぞれ1住戸で(続く)