明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 記事一覧
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明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第480回 地域住民と観光客のための廃校利用 道の駅機能持つ娯楽施設に
【学生の目】 地域の活性化を目指して連携協定を結ぶ大分県玖珠郡玖珠町へ行き、役所の方の案内や説明を踏まえ、遊休化している北山田中学校校舎(写真)の有効活用について意見を述べた。町の未来創生課は、定(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第479回 廃校の利活用 難易度高いがSDGs貢献も
【学生の目】 文部科学省によれば、2002(平成14)年度から20(令和2)年度に8580校の公立小中学校等が廃校となった。大分県玖珠町もその一つで、19年に唯一の中学校が開校した一方、町内の7中学校が廃校となった(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第478回 デジタル時代におけるアナログの魅力 強い「体験」が五感を刺激
【学生の目】 大学の課外授業の一環で大分県玖珠郡玖珠(くず)町に出掛け、1泊2日の体験学修を行った。玖珠町は大分県中西部に位置して熊本県に接し、人口は約1.6万人である。伐株山に登ると、玖珠川沿いに開(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第477回 第一種低層住専の月極駐車場 節税対策も美観損ねない工夫
【学生の目】 不動産の演習の授業で新浦安駅近くの住宅地を見学した。区画整然とした第一種低層住居専用地域で、令和4年度の付近の地価公示の標準地価格は29万1000円/m2である。 戸建て住宅と低層アパー(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第476回 マンションの眺望 建物形状の工夫で評価
【学生の目】 明海大学は、東京湾の最も奥に造られた埋め立て地に建っている。埋め立て地は東京湾に突き出る形をしていて、東側は三番瀬になっている。三番瀬は、第二湾岸道路の建設計画で注目された、海の自(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第475回 ハワイ州の開発 規制厳しく文化や農地保全
【学生の目】 新型コロナウイルス感染症の影響で中断していた海外研修が再開され、大学からの派遣研修生としてハワイ州のオアフ島を訪れた。ハワイは観光都市というイメージがあるが、都市的土地利用の面積は(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第474回 マンションの稼ぐ力 少ない積立金で大規模修繕
【学生の視点】 分譲マンションの価格高騰が続いている。不動産経済研究所が発表した2022年の新築マンションの1戸当たり平均価格は5121万円、1m2当たり単価は79.3万円で、価格、単価共に6年連続で最高値を更(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第473回 歩行者自転車道を利用する 管理・修繕には課題も
【学生の目】 大学がある新浦安は東京湾を埋め立て、計画的に開発した地区だ。古い地区に、後になって都市計画法を適用する場合と異なり、思い切った街づくりがされている。その一つが幹線道路の歩車分離で、(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第472回 形態制限と街並み 容積率最大の建物に重さ
【学生の目】 大学で不動産学を学ぶまでは、気にすることもなかった住宅の造り方や街並みだが、正規授業や課外授業で学んでいくうちに、よく観察するようになった。授業を終えて帰宅する途中、写真のマンショ(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第471回 角地に立つボックス型の住宅 外壁面に自然要素取り入れ
【学生の目】 大学近くの住宅街で、角地に立つボックス型の住宅に感銘を受けた。建物の形状や土地の使い方に特徴がある(写真)。 まず、建物の形状に関しては、角敷地いっぱいに建っていて強烈な印象があ(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第470回 住宅のセールスポイントと景観 業者と住民、不足点補う工夫を
【学生の目】 11月に浦安の住宅街を歩いた。さ様々な住宅やアパートが立ち並び、特徴的な建物もある中で、分譲型の住宅が最も気になった(写真)。個々の建物というよりは、複数棟の住宅群の造り方に不思議さを(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第469回 お面をかぶったアパート 住む人の満足度高める工夫
【学生の目】 「不動産の不思議」の原稿を書くためにたくさんの賃貸アパートを見学した中で、写真のアパートに最も感銘を受けた。 最大の理由は、おしゃれに設計され、丁寧に建築されたことが伝わる外観(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第468回 川沿いの伝統建築 整った外観も接道や水害リスク
【学生の目】 東京都葛飾区には荒川、中川、新中川、江戸川など関東平野を形成する大きな川が流れる。中川低地、荒川低地などの沖積低地も多く、区のホームページは、「私たちは川の水面よりも低いところで生(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第467回 団地のゲートウェイ 開放的な敷地の境界線
【学生の目】 授業で住宅地を見学した際、公園の中にあるような超高層マンションを発見した。そのマンションは大学近くの交差点の角にあり、広い敷地を持つ団地型マンション群のゲートウェイとしてそびえ立っ(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第466回 存在感のある住宅 角地を演出し街区の「顔」に
【学生の目】 大学から徒歩10分程度の場所に、魅力的な住宅地がある。大学のゼミ活動の一環の住宅調査で写真の住宅を発見した。大学がある新浦安地区は東日本大震災で液状化被害を受け、新規開発はしばらく中(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第465回 多様な暮らしと資産形成の両立 日本でもタイムシェアに可能性
【学生の目】 若い世代を中心にサブスクリプションサービスの利用者が増えている。所有にこだわらず、〝適材適所適利用〟を重視する考え方だ。不動産もその傾向がある。コロナ禍や働き方の多様化によって、生(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第464回 若者を包み込む建物 個性的な建物、都市活性化にも
【学生の目】 東京都心に次々と超高層ビルが建築されている。世界がSDGsやESGに取り組む中、個々のビルもBCPや省エネに取り組み、外観にはそれぞれの工夫が表現されていて個性がある。中でもひときわ個性的な(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第463回 工夫された賃貸アパート 安心でき居住者にもメリット
【学生の目】 日頃アパート建築に違和感をもつことが多い。特に戸建て住宅地ではアパートの共用部分のつくり方と、それが丸見えになる建物のデザインに改善の余地を感じる。そのため街を歩いていてアパート建(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第462回 第一種低層住居専用地域の資材置き場 土地利用の改善が必要に
【学生の目】 新浦安駅から徒歩圏の第一種低層住居専用地域の住宅街に壁や屋根はないが存在感がある、不思議な資材置き場があった(写真)。まず、住宅街に資材置き場があると違和感がある。次に、低層住宅の環(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第461回 「珍しい」住宅 周辺環境と溶け込まない外観
【学生の目】 JR京葉線の新浦安駅から徒歩10分以内の住宅地を歩いた。第一種低層住居専用地域の住宅地は東京駅まで30分以内の好立地で、戸建て住宅やアパートが多く立地する。その住宅地でひときわ目を引く「(続く)