明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 記事一覧
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明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第398回 ゲートウェイのデザイン その都市らしさ、社会全体で支援を
【学生の目】 福岡県太宰府市は学問の神様として知られる菅原道真をまつる天満宮で有名だ。17年度は、人口7.2万人に対して観光客数は109.3万人と、とても多い。訪日観光客が29.8%(16年度)を占めており、インバウ(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第397回 散歩コース沿いのマンション 異なる特徴を強調しバランス
【学生の目】 犬の散歩コースで何げなく通っていた道だが、この原稿を書くようになってからは目に入る建物を「なぜ」と疑問の目で見ることが増え、その答えを探求することが日課になっている。散歩コース沿いに(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第396回 異文化が融合するヴォーリズ建築 多様な人がアレンジし継承
【学生の目】 大学生活4年目を迎えた最後の夏休みに、滋賀県近江八幡市を訪れた。同市は琵琶湖東岸に位置し、安土城や八幡堀などのほか近江商人が活躍したことでも知られる、日本の歴史を今に伝える風情あるまち(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第395回 マンション街のランドスケープ 成長する植栽で住環境熟成
【学生の目】 真夏と呼べる季節になった。汗をかきながら屋外で研究活動する中で興味深い景観を発見した(写真)。マンションの外構だが、2つの工夫が一般のマンションと異なる個性を感じさせる。1つ目は、ランド(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第394回 住宅街のバス通り 機能と内容のずれ調整を
【学生の目】 都市計画法は13の用途地域を定めて用途制限をする。住宅は工業専用地域以外で建築可能で、広く立地できる。一方、法は「住宅」とだけ規定するため、いろいろな住宅が混在する。海外では戸建て住宅(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第393回 大きな公園に面した住宅 メリット生かし公園と共生
【学生の目】 近年、土砂崩れや洪水などの自然災害が多発している。背景には気候変動があると指摘されることから、災害と無縁と思っていた場所で被災する可能性があり、避難場所と避難を確認することが大切にな(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第392回 ランドスケープの価値 手入れ続けて個性と価値持続
【学生の目】 梅雨の晴れ間に夏を感じる季節となった。そんな日は空気がきれいで、いつも以上に空の青や植栽の緑が鮮やかに見える。夏の強い日差しを受けていない植栽は柔らかく、自然のやさしさを感じる。そん(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第391回 防災をデザインする 機能優先し過ぎず景観配慮も
【学生の目】 不動産の課題探求のために新浦安を歩いていると興味深い住宅街を発見することができた。住宅地全体が一体的にデザインされたランドスケープで囲まれている(写真)。興味深いと感じる景観となってい(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第390回 安全な道路の使い方 歩・車・自共存探る改善を
【学生の目】 通学のため一人暮らしをしているが、駅近くで便利なこともあり、周辺にはたくさんのマンションやアパートが立ち並んでいる。住んでいる人は学生や社会人だけでなく、小さな子供を育てる家族も多い(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第389回 持続可能社会の賃貸住宅づくり 長く住みたいと思う要素盛る
【学生の目】 新型コロナウイルスの影響で生活の制約を受ける中で、おうち時間が増え、快適に過ごせる住宅やいろいろな過ごし方ができる住宅が注目されている。大学でもキャンパスに来る学生数を半分にするため(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第388回 伝統的な景観と共存する看板 新しい価値を生むきっかけに
【学生の目】 群馬県の伊香保温泉は、365段の階段沿いに建物が立ち並ぶ石段街で知られる。上る途中の射的場や足湯、上った先の伊香保神社のほか、周辺には榛名富士や榛名湖など、心を癒やしてくれるスポットも多(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第387回 ペンシルビルの魅力を高める 複数ビルが共同で課題に
【学生の目】 通学で利用する乗り換え駅前の繁華街で、周囲よりも細長いビルが目に留まった。1階は店舗と上り階段だけで、エントランスが存在せず、エレベーターも利用できない(写真)。 店舗用と思われる1階の(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第386回 つながりとぬくもりがある空間 転用時の工夫で新たな空間に
【学生の目】 最先端のファッションの街として知られる原宿に出向いた。5月中旬ながら東京の予想最高気温は26度の夏日で、快晴に誘われるように外出した若者で青山通りは混雑していた。建物の高さを表参道のシン(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第385回 敷地内に立つ電柱 デメリットを緩和する工夫
【学生の目】 大学近くの住宅街を散策中に興味深い建物を発見することができた(写真)。角地に建つ個性的なデザインが目を引く住宅なのだが、目に留まったのはそれだけではない。玄関正面の敷地内に立てられた電(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第384回 細部が洗練されたアパート 建物のデザインや管理大事に
【学生の目】 明海大学に入学してから建物や街を見る視点が大きく変わった。大学がある新浦安は埋め立て地であるがゆえに新たな街づくりができたという。大学の前の大通りは電柱が地下に埋められていることや、(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第383回 レトロなタイル張りの建物 改修で価値高めてほしい建物
【学生の目】 晴天の中、オフィスと住宅が混在する街を歩いていると、外壁が印象的な建物に出合った。白く塗装した4隅のコンクリート以外はタイルが貼られている(写真)。エレベーターがない5階建てのラーメン構(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第382回 電柱がなくなる日 台風被害なくし美しい街並みを
【学生の目】 地球温暖化の影響で台風の大型化などの異常気象が発生している。大型台風が襲来すると、建物の倒壊や浸水の被害だけでなく、電気、ガス、水道などのライフラインが止まって、広範囲の人々が影響を(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第381回 外装の重要さ 重々しい威圧感は人を選ぶ
【学生の目】 引っ越しや進学など、新たな場所で新生活を始めるための住宅探しはわくわくするものだ。間取りや内装だけでなく、建物の外装も重要で決め手の一つとなる。先日、大学付近の建物を調査した際、写真(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第380回 建物と車の共存 街並みの視点を取り入れ改善
【学生の目】 不動産学を学び始めて3年目を迎え、日課の犬の散歩をしていても、建物や街並みを不動産学の視点で見るようになってきた。その中で、不動産というのは建物だけでなく、外構や緑なども密接に関わって(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第379回 歴史と文化を伝える建物 日本の魅力づくりに大きな意味
【学生の目】 浅草を象徴する浅草寺を抜けた通りは、幅員が狭い道路に広い間口の建物が立ち並んでいる。車社会を感じさせないこともあって、歴史的な街並みの雰囲気がある。日本文化を強く感じる点では、同じく(続く)