明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 記事一覧
-
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第357回 特別企画『住まい悠久』を読んで 「手軽さ」実現する住宅市場に
【学生の目】 リモートワークが推奨されて住宅の価値観が変化していく中、『住まい悠久』を拝読する機会を得た。「幸福は住環境からつくられる」と語る本書の主張はとても面白く、私の中で「幸福とは何だろうか(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第356回 特別企画『住まい悠久』を読んで 世の中を幸福にする基軸
【学生の目】 不動産学部で4年近く不動産学を学んでいるが、実学である不動産学の学修の多くは、実務をキャッチアップすることに重点がある。不動産の実務や制度の背後にある、あるいは、あるべき哲学は、教員が(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第355回 特別企画『住まい悠久』を読んで コミュニティ形成「若さ」に価値
【学生の目】 住宅新報の元編集長、本多信博さんの近著『住まい悠久』(プラチナ出版 2020年6月)が送られてきた。読んで若者の意見を聞きたいという。以前からこのコーナーに寄稿してきたことが白羽の矢が当たっ(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第354回 独立性の高い賃貸住宅 若者にも受け入れやすく
【学生の目】 コロナ感染症に加えて長い梅雨、猛暑の夏や大型台風など、厳しくなる自然環境と不動産の関係を考えていると写真のアパートを発見した。 東京の遠郊外であり、アパートが多く立地する場所ではない。(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第352回 建築物の創り方と使い方 外観、街並みの変化見届け
【学生の目】 長かった梅雨のあと、日本各地で最高気温の日が続出する本格的な夏になった。新型コロナウイルスの感染者数はあまり減らないが、夏ということもあり海に遊びに行く人やキャンプを楽しむ人が増えて(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第353回 不整形の跡地利用 建てる前の努力で価値高め
【学生の目】 9月も後半に入り、ようやく大学に登校できるようになった。久しぶりにバスに乗り込み、窓から景色を眺めていると、新しくカフェができているのに驚いた(写真)。以前はガソリンスタンドがあった土地(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第351回 都心の記念碑 意義ある建物を利用し続ける
【学生の目】 日本に来て不動産学を勉強している。友達から紹介されたアルバイトの面接に銀座のコンビニに行ったとき、目の前の建物がとても面白いと思った(写真)。 この建物は140戸の船室のような住戸で構成(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第350回 きれいなアパート バランスの良さや個性演出
【学生の目】 家の近所を歩いていてきれいだなと感じるアパートがあった。道路側にゆったりとした妻側を見せている建物だ(写真)。 特徴として、第1に、道路側の外観のバランスがよいことだ。2階建てで、東側に(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第349回 デザインの魅力を保つ 市場価値を維持する工夫
【学生の目】 最近梅雨が明けたかと思えば天気が不安定で、急な雷、そして雨が降ることが増えた。そんなある日、韓国料理が食べたくなったがコロナ感染症のこともあり、持ち帰りで食べようと、韓国料理で知られ(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第348回 店舗兼住宅の多様性 得られるメリット多く
【学生の目】 鮮やかに咲いた紫陽花が静かに姿を消し、セミの声と共に高く伸びるひまわりが顔を出し始めた季節、ソーシャルディスタンスに気を配りながらも街に出た。 東京都江東区にある砂町銀座商店街を歩い(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第347回 コストと機能の均衡 配色を工夫して差別化
【学生の目】 コロナウイルスの脅威が収まらない中、じめじめとした梅雨は明けたものの、次の試練とばかりに今年の夏は記録的な猛暑となった。そんな中、町へ赴いたときに写真の賃貸アパートが目に留まった。 (続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第346回 景観に配慮した警察署 京都らしい景観へ改善も
【学生の目】 京都市は言わずと知れた日本有数の観光地で、金閣寺や伏見稲荷など由緒ある社寺が日本らしさを醸し出し、国内外から多くの観光客が訪れる。観光名所は市内各所にあるが、清水寺や建仁寺などがある(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第345回 増築の方法 建物や地域 生き続ける工夫を
【学生の目】 ライフステージの変化に合わせて、自宅を増築する選択肢がある。改築や住み替えと比べて費用が安い、同じ建物に住み続けられる、水道などの新規契約が不要など、様々なメリットを挙げることができ(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第344回 特徴のある2軒長屋 植物育て住環境高める仕掛け
【学生の目】 梅雨が始まり最近は夜になっても暑さが残る。新型コロナ感染症はまだ収まる様子はないが、最近は外もにぎやかである。そんな中、街歩きに出掛けたところ、写真の建物が目に入った。なぜなら、あま(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第343回 ソフトが創る地域の環境 コミュニティの価値を共有
【学生の目】 世田谷区は東京都内で最も多くの人口を抱える。住みたい街自治体ランキング20関東版調べ(suumo)で2位に選ばれるなど、東京都の中でも人気の根強い地域である。その魅力を探しに世田谷区を巡ったと(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第342回 オブジェのようなエントランス 動線や街との連続性重視
【学生の目】 幕張ベイタウンは千葉県千葉市美浜区にある集合住宅群で、街にはヨーロッパ風の建物が建ち並んでいる。タイル仕上げの歩道は無電柱で、電線に制約されない緑が大きく伸びている。高さやタイルの色(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第341回 緑に囲まれた実験住宅 SDGsの先駆的事例に
【学生の目】 大学が遠隔授業のため、地元の大阪に滞在している。首長はじめ関係者の働きにより、大阪では感染拡大防止が達成できている。緊急事態宣言が解除された今でも感染者はほぼゼロに抑えられ、自粛ムー(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第340回 窓のない住宅 地域との共生に課題も
【学生の目】 緊急事態宣言が解除され、閑散としていた荒川区町屋にも活気が戻りつつある。町屋は人情あふれる下町で、昼は商店街を幅広い年代の老若男女が歩き、夜は一転、ネオンが街を彩り、飲食店に活気が訪(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第339回 鉄製手すりのマンション こだわったデザインだが課題も
【学生の目】 だんだんと暑くなってきたことに加え、梅雨に入って雨の日が多い。コロナウイルス感染予防で外出を控え気味だったが、天気のせいで在宅が更に増えそうだ。そんな中、晴れの日に出掛けると一つのマ(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第338回 平屋建ての可能性 住み替えや二地域居住も
【学生の目】 新型コロナウイルスの影響で、大学が遠隔授業になっている。通学する日が減ったために自宅の近くを散歩することが多く、改めて自分の住んでいる地域を観察するようになった。すると丘の上に、平屋(続く)