森トラスト(東京都港区、森章社長)は6月20日、中国国内で「高級ホテルに特化した宿泊予約サイト事業」を資本参加している株式会社一休(東京都港区、森正文社長)と共同で取り組むことで合意したと発表した。
中国国内でのインターネットを通じた宿泊予約市場はいまだ低い水準にあり、今後のインターネットやモバイルのインフラ整備に従い急成長が期待できると判断した。
事業開始にあたっては、中国の企業グループ「鳳凰衛視(フェニックステレビ)グループ」と提携し、同グループが運営する中国のニュースポータルサイト、鳳凰網のトップページからの誘導も予定している。
森トラストはこの共同事業を海外事業の第一弾と位置づけており、中国での事業実績とノウハウを蓄積し、将来的には中国における法人会員制高級ホテル事業や会員組織を活用したeコマース事業などへの展開につなげていくことも検討している。
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