国土交通省の調査によると、1月の住宅着工は前年同月比1.1%減の6万5984戸だった。5カ月連続の減少。季節要因を調整した年率値は、82.2万戸だった。年率値は、2カ月ぶりに80万戸台に回復したものの、2011年9月以降、80万戸前後で推移している状況。国交省は、「厳しい所得、雇用環境などが続いている。減少幅は縮小傾向だが、持ち直しとはいい切れない」と話している。
利用関係別に見ると、持家は前年同月比2.7%減の2万1687戸、貸家は同1.1%増の2万4256戸、分譲マンションは同2.6%減の1万167戸、分譲戸建ては同2.3%増の9594戸だった。