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東京オフィス賃料、緩やかに上昇 ジョーンズラングラサール予測

 ジョーンズラングラサールはこのほど、東京を中心とした不動産市場の需給、空室状況、賃料・価格動向などを独自に分析した12カ月の予測をまとめた。
 それによると、2011年第4四半期の東京オフィス市場では「Aグレードオフィスビルの坪当たりの平均月額賃料が前四半期の0.4%下落から改善し、0.1%下落の2万7245円となった。これと共に空室率も前四半期の4.1%から今四半期は3.6%に改善した。
 同社では、2012年は過去平均を上回る新規供給が見込まれる一方で、半数以上のビルが高稼働で竣工していることなどから、空室率は概ね現在の水準を維持。賃料も緩やかに上昇すると予測した。賃料の上昇に伴い、投資利回りは若干低下し、価格は緩やかに上昇するとしている。