国土交通省の調査によると、2月の住宅着工は前年同月比7.5%増の6万6928戸となった。6カ月ぶりに増加した。季節要因を調整した年率値は91.7万戸。6カ月ぶりに90万戸台に回復した。この背景として国交省は、分譲マンションの販売状況が首都圏を中心に好調であることなどを挙げている。
分譲マンションの着工数を見ると、前年同月比19.5%増の1万1254戸。3大都市圏別に見ても、首都圏、中部圏、近畿圏の全てで前年同月比増加。首都圏は前年同月比27.4%増の6950戸、中部圏は同38.5%増の838戸、近畿圏は同5.8%増の1811戸となった。
そのほか、貸家は前年同月比9.4%増の2万2798戸、持家は同1.5%増の2万2462戸、分譲戸建ては同6.2%増の9967戸だった。