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日本橋室町東地区開発の第2弾 8月着工 オフィスと商業の複合施設 三井不など

 東京都中央区日本橋室町で進められている開発計画の第2弾となる複合施設「室町東地区開発計画1―5街区(仮称)」の起工式がこのほど行われた。2014年1月には、地上17階・地下4階建てのオフィスと商業施設からなる複合施設が完成する。事業主は、三井不動産、千葉銀行、わかもと製薬、総武、三越伊勢丹、木屋ビルディング。
 メインストリートである中央通りと江戸桜通りとの交差点に立地する。「江戸桜通り下地下歩道」を中央区と共同で整備し、中央通りの地下拡幅国道事業と一体となって約3000平方メートルの地下広場空間を整備する。駅や商業施設「COREDO室町」などと直結し、災害時には約3000人を収容できる防災拠点となる。
 「室町東地区開発計画」は、5つの街区の一体開発。今回の1―5街区計画は、2010年10月にオープンした「室町東三井ビルディング」(商業施設名「COREDO室町」)に次ぐ第2期で、2011年11月に着工した「室町東地区開発計画2―3街区」と同時竣工する。