ミサワホームグループ(北陸ミサワホーム)の坂下大輔さん(36)がこのほど、第55次日本南極地域観測隊員に選ばれた。11月下旬に成田を出発する「越冬隊員」として参加し、基地の設備や生活の維持を担当する設営系の隊員として、観測棟や居住棟などの施設の改修などを担当する。2015年春に帰国予定。なお、坂下さんは第51次と第52次の「夏隊員」としての参加経験がある。ミサワホームグループから同観測隊への参加隊員数は、延べ15人となった。
南極地域観測は、南極条約に基づき、国際協力のもと国が実施する事業の1つ。1957年から半世紀以上にわたって実施され、超高層物理学、気象学、雪氷学、生物学など広範囲の分野で研究活動が行われている。