総合

ミサワホーム、オーナーに太陽光発電電力の買取提案 割高な価格で

 ミサワホームは5月22日から、10kW以上の太陽光発電システムを搭載したミサワホームの建築オーナーを対象に、通常よりも割高な価格で電力を買い取るサービスの提供を開始する。オーナーが利用するには、「余剰」ではなく全量売電方式を選択する必要がある。

 エネルギー管理事業のエナリスが、14年度の買い取り価格32円よりも1円高い33円で買い取る。ミサワホームはエナリスから電力を購入し、ミサワホームグループ各社(一部)に供給する仕組みだ。オーナーは想定よりも高い売電収入を得ることができ、ミサワホームグループは、通常よりも割安な電力を使用できるメリットが生まれる。導入企業全体で、5%程度の電力コスト削減を見込む。