帝国データバンクの調査によると、6月の景気動向指数は前月比0.3ポイント増の46.5となり、3カ月ぶりに改善した。一部業種や地域で消費増税による影響が見られるものの、影響は和らいできており、景気は再び上昇する兆しが現れた。
低水準が続いている「小売」は、37.8と0.5ポイント増になり、2カ月連続改善した。
帝国データバンクでは、「今後、消費増税の影響が一部で残る懸念はあるが、賃上げなどを背景として個人消費の回復が期待され、国内景気は緩やかに上昇していくのではないか」としている。
なお、「不動産」は48.8で0.5ポイント増だった。
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