東京・日本橋室町地区で、スマートフォン・アプリを使った高精度な屋内外音声ナビゲーション・システムの公開実証実験が2月の1カ月間にわたって行われる。車いす利用者や障害者を含む来街者に日本語と英語で店舗や施設へ案内するシステムを試す。検証結果などをシステムに反映させ、今後、空港などの施設に導入していくなど、バリアフリー・ストレスフリーな街づくりの実現を目指す。
実施団体は清水建設、日本IBM、三井不動産の3社。来街者がアプリを起動させて対話形式により目的地を設定すると、段差がないなど障害者などにやさしい最適なルートの情報をリアルタイムで提供する。実験地は東京メトロ銀座線三越前駅から商業施設コレド室町に至る約2万1000平方メートル。
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