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三井不動産、台湾の「アウトレットパーク」 来春第2期オープン

 三井不動産は9月11日、同社現地法人が設立したプロジェクト会社を通じて推進していた「三井アウトレットパーク台南」の第2期増床計画について、2026年春にグランドオープンすると発表した。

 同施設は、沙崙(シャロン)スマートグリーンエネルギーサイエンスシティ計画の中心部に位置している。今後、コンベンションセンターや研究所の開発も予定されており、観光客のほか、コンベンションセンターへの来訪者やワーカー、研究者、学生など多様な人々が交流するエリアとして注目されている。同エリアでは、多数の住宅開発計画も進行しており、周辺1キロ圏内では、2027年までにおよそ6000世帯の増加が見込まれているという。

 周辺エリアの更なる発展に伴い、同施設は広域からのレジャー目的だけでなく、近隣住民の日常利用のニーズにも対応するショッピングモールとしてグレードアップする。第2期ではアウトレット店舗の拡充に加え、日常利用に便利な大型スーパーマーケットや台湾初進出の日系ブランド、飲食店舗が新たに出店する。第2期の増床により47店舗が新たに開業し、第1期の189店舗と合わせて店舗数は236店舗と大幅にスケールアップする。