総合重工業メーカーのIHI(東京都江東区)は、三井不動産(東京都中央区)と共同し、マルチテナント型物流施設「MFLP東名綾瀬」(神奈川県綾瀬市)の開発工事に、2021年3月16日に着手した。設計施工は錢高組(東京都千代田区)が担当し、2022年6月に完成させる予定。
建物規模は4階建て延べ約5万8700平方メートル。従来の物流施設のイメージを刷新する外観デザインを採用し、屋上にはドクターヘリポートを整備して緊急救命体制にも貢献する。
建設地は神奈川県綾瀬市小園字下原720の1ほかの敷地約2万7000平方メートル。2021年3月31日に開通予定の東名高速道路「綾瀬スマートIC」に隣接し、近郊や首都圏、西日本エリアにも配送拠点としての立地に優位性がある。