三菱地所(東京都千代田区)と鹿島(東京都港区)は両社で事業主となり、「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」の建設工事に2021年2月28日に着手した。ホテルオペレーターには、ヒルトン(米国バージニア州)を誘致し、2023年初夏に開業する。客室数は全329室を配置する。三菱地所、鹿島ともに国内でのビーチリゾートホテルの開発は初という。ヒルトンとしては2020年7月開業の「ヒルトン沖縄瀬底リゾート」に次いで沖縄県内で6軒目となり、離島には初進出する。
外観は琉球石灰岩をイメージしてベージュ基調の低層部とし、宮古島の原風景と融和させる。高層部は水平ラインを強調し、緩やかな孤を描く建物形状とする。客室はツインルームとキングルームを中心に配置する。最上階にはエグゼクティブラウンジ、屋上にはルーフトップバーを整備する。敷地内には3つの屋外プールを置く。
建物規模は8階建て延べ約2万8368平方メートル。所在地は沖縄県宮古島市平良字久貝アゲタ550の7(地番)の敷地約5万3909平方メートル。