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三井不レジ、シニアレジデンスに健康・医療データ管理サービスを導入

 三井不動産レジデンシャルは、シニアレジデンス「パークウェルステイト千里中央」(大阪府豊中市、三井不動産レジデンシャルウェルネス運営、23年春開業予定)において、三井住友銀行が運営する医療版情報銀行アプリを導入する。大阪大学医学部附属病院が監修するアプリを使った健康・医療データの管理に加え、予防医療から先進医療、薬・介護まで連携した新たな地域医療サービスを提供。同物件は、入居募集を21年11月から開始しており、約2800件以上の問い合わせと170件以上の申し込みがあった。
 同サービスは、物件内に開院するクリニック(医療法人ミナテラス)、薬局(ファルメディコ)で展開されるサービス。協力医療機関の社会医療法人純幸会関西メディカル病院や医療法人ミナテラスかすがいクリニックなどとも連携し、日々の健康管理から緊急時まで利用できる医療体制も用意する。
 「パークウェルステイト」は、人生100年時代における、自立した元気な高齢者が新たなライフステージを生き生きと過ごす「シニアのためのサービスレジデンス」として、6物件の事業を推進。同物件は第3号物件となる。