解体⼯事の⼀括⾒積もりウェブサービスを運営するクラッソーネ(名古屋市中村区、川口哲平社長=写真㊧)は11月14日、空き家・中古⼾建て特化のプラットフォーム「FANTAS repro(ファンタス リプロ)」等を運営するFANTAS technology(東京都渋⾕区、國師康平社長=写真㊨)、宮城県色麻町(早坂利悦町長=写真中央)との3者間で「空き家等の利活用の及び除却の推進に関する連携協定」を締結した。物件調査能力をもつFANTAS technologyと、解体の知識・経験のあるクラッソーネが相互に連携し、⾊⿇町の抱える空き家の適切な活⽤・除却を促進することを⽬的に協定を結んだ。空き家の物件調査から利活⽤、解体までのワンストップで提供する。
⾊⿇町では、都会からのIターン、Uターン希望者が増える⼀⽅で、町内の空き家は増えており、22年11⽉1⽇時点で78⼾の空き家が確認され、放置されたまま有効活⽤できていないことが課題となっている。
空き家がもつ資産価値や将来性を物件調査で可視化し、解体が必要な場合にはシミュレーターで概算費⽤を提⽰するなどで空き家所有者が利活⽤や解体の検討から実⾏までを⼀気通貫で⾏える環境を整えて利活⽤促進や管理不全空き家などの発生防止につなげる。