Liquid(東京都千代田区)は、同社で提供しているオンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」の導入先企業を伸長させている。ウェブ関連サービスとしての活用が増加しているほか、AI(人工知能)審査による年齢確認の自動化などの用途でも拡大している。
同サービスは、スマートフォンで撮影した本人確認書類と「自撮り」の顔写真の照合などによって本人確認をオンラインで完結できる。特徴は、生体認証技術や画像処理技術を用いることで不鮮明な画像割合が低く、顔認証の自動判定精度が高い点などにある。シェアリングエコノミーの関連サービスや、マッチングアプリなどのウェブサービスなど、様々な業界で活用されている。現在までに、累計本人確認件数は2000万件を超えているという。
また、導入事例として、本人確認の法的義務のない事業者も活用しており、同社が特許出願済みで本人確認業務を自動化するAI審査機能の利用も増えている。