大東建託(東京都港区)は、11月より首都圏を中心に57店舗のインドアゴルフを展開するGJB(東京都渋谷区)と業務提携し、インドアゴルフ事業の試行を開始。これに伴い、11月15日、東京都中野区に協業店舗1号店となる「SMART GOLF 新中野店」をオープンした。同店は、最新のシミュレーターを完備した2部屋の完全個室で、運営はGJBが担う。
今回の試行では、24年3月までを試行期間とし、事業性や消費者ニーズ、展開エリアなどについて検証する予定という。今後は、大東建託が培ってきた賃貸住宅の企画・設計・施工技術のノウハウや組織体制を生かし、協業店舗数の拡大や土地所有者への新規事業提案、建築・内装・設備工事の請負などにより非住宅系事業の拡大と、コア事業である建設事業の強化を目指す。
同社グループは、特に重点的に取り組むべき課題「大東建託グループ7つのマテリアリティ」の中で、事業領域拡大を目指すグループの経営戦略とひも付けた目標として、「土地と資産の有効利用メニューの拡充」や「非住宅系事業への積極的参入」を推進している。