MCデータプラス(東京都渋谷区)は、建設業向けに同社で運営するサービス「建設サイト・シリーズ」の1つである現場施工管理サービス「ワークサイト」の標準機能として、「KY(危険予知)支援機能」を追加して提供を始めた。
KY活動の多くは現状で一般的に、元請け企業が指定する紙の帳票に記入して運用されている。各作業責任者はその準備や作成記入、保管、確認、判断に工数が多く、手作業のために煩雑になりがちになっている。これらの手間がKY活動を少なからず阻害していると同社は考えた。今回の新機能でこれら作業をデジタル化できるようにした。
利用者は、スマートフォン上でKY活動の内容を登録できる。紙の帳票を保管するスペースや手間がなくなる。工事現場での注意すべき危険個所やポイント、対策案の評価基準項目を自由に編集できる。登録情報は一覧表示され、元請け企業は実施状況を確認しやすくなる。