住宅・建築SDGs推進センター(IBECs、村上周三理事長)は5月13日、第2回「SDGs建築賞」の応募作品募集を開始した。建築物として優れているだけでなく、その計画・生産・運用・廃棄に至る全ての段階でSDGs達成に貢献する先導的な取り組みを表彰する事業。応募期限は8月2日。25年1月に表彰式を開催する予定。
同表彰は、1985年に「建築賞エネルギー省」として創設し、その後も時代や内容に応じて「サステナブル建築賞」等の名称に改めながら継続的に実施されてきた事業。「SDGs建築賞」としては22年度に初めて行われた。
募集の対象は、住宅を除く建築物であり、新築や増改築等の工事完了からおおむね4年以内で、応募日時点でおおむね1年以上使用しているもの。応募部門は2000平方メートル以上の「大規模建築部門」と、それ以外の「中・小規模建築部門」。優れた応募作品に対しては、審査委員会により、国土交通大臣賞(部門ごとに各1点)を始めとした各賞が選定される。
詳細は同センターのホームページを参照のこと。問い合わせは同賞事務局、電話03(5213)4191へ。