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記者が解説 住宅新報web週刊ニュース記事(11月26日~12月2日)

Pick Up!

  • 賃貸不動産経営管理士」試験 合格ラインは35~36点か
  • 本紙調査 2024年度上期 売買仲介実績
  • 積水ハウス アフターサービス事業を分社化

 1週間のランキング・トップ10から記者が気になる記事を3つピックアップします。10月の宅建士試験を皮切りに住宅・不動産業界では、資格試験ラッシュを迎えています。そうした中で、今回のランキングを見ると、国家資格となって4回目の試験を迎えた賃貸不動産経営管理士に注目します。2位の「合格確度 5問免除で上げる時代に 11月17日実施『賃貸不動産経営管理士』試験 合格ラインは35~36点か 難度の高い出題多く(2024/11/26号)」では、徐々に難易度が上がっている実情を専門家の分析を交えて分析しています。人口減少で空き家が増加すると言われている中で、今後の活躍が見込まれる資格の一つとして注目されます。

 2つ目は8位の「本紙調査 2024年度上期 売買仲介実績 回答企業の4割が二桁増収 都心・リゾート需要が支える 立地選別進み二極化の様相(2024/11/26号)」です。不動産取引価格が高騰している中でリッチ層をターゲットに手数料収入を増やしている仲介会社が好調な様子を伝えました。大手不動産会社系と銀行系の仲介会社が本領を発揮。特に東急リバブルは、業界最大手の三井のリハウスに肉薄しています。2025年の不動産動向についても、東京を中心に高額帯マーケットを舞台にしのぎを削る展開が予想されます。

 最後に7位の「積水ハウス アフターサービス事業を分社化(2024/11/27配信)」です。同社がアフターサービス事業を分社化し、12月上旬に取締役会を経て「積水ハウスサポートプラス」を設立するというニュースです。アフターサービス(建築物等の維持管理・定期点検・調査診断・オーナーサポートなど)を独立させて責任の所在を明確化するとともに、ストック型ビジネスの充実を図るとともに、事業領域の拡大を視野に入れたものです。分社化の完了は25年2月1日の予定です。

 

 

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