ブルーイノベーション(東京都文京区)は、同社が提案した「自動離発着型ドローン多目的災害支援システムの研究開発」が、東京都立産業技術研究センター(以下・都産技研)で採択された。共同実施者として、三井不動産(東京都中央区)、日鉄興和不動産(東京都港区)が参画する。物流施設「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」併設型のドローン(無人航空機)実証実験場「板橋ドローンフィールド」などを実証場として活用する。
同研究は、災害発生時の避難広報と現場の状況把握を自動化する同社が2025年5月に発表した「BEPポート/防災システム」を基盤に、現場での実体験や自治体からのニーズに対応するため、機能開発する。既存システムの高度化と災害支援体制の強化を図る。孤立地域の状況調査や倒壊家屋の監視など、災害現場で求められる機能を新たに追加する。