入退室管理システムや監視カメラシステムにAI(人工知能)による画像認識技術を掛け合わせた防犯ソリューションを展開しているセキュア(東京都新宿区)は、これまではオフィスビルや重要施設で採用されてきた同社開発の「とも連れ検知機能」をマンション向けに最適化させ、導入しやすい専用パッケージサービスとして、新たに提供を開始した。分譲マンション管理組合や賃貸マンション、学生寮や社宅など向けのサービスとして、不動産管理会社やディベロッパーなどに活用を訴求していく。
新たなパッケージサービスは、既存のオートロックや認証機器と連携し、顔認証技術を用いて入居中の認証者と「非認証者」の同時入室の場面を正確に検知する。不一致時には即時に管理室に通知する。とも連れを検知後にエレベーターホールなどに「非入居者」がいた場合に、顔認証によってスピーカーで自動音声を作動させる。エレベーターホールや駐輪場などの共用エリアにも設置できる。