住友不動産は2月12日、21年3月期第3四半期の連結業績を公表した。それによると、売上高、営業利益、経常利益は減少したが、四半期純利益が過去最高を記録。セグメント別では、不動産賃貸事業において、ホテル、イベントホールなどの施設営業分野で新型コロナの影響を大きく受けたが、主力のオフィスビル事業は低水準の空室率となり増収増益。また、粗利益率改善などにより不動産販売事業は二桁増益となった。なお、通期予想に変更はない。
住友不動産
決 算 21年3月第3四半期
売上高 7,058億円 (△8.1%)
営業利益 1,794億円 (△2.6%)
経常利益 1,749億円 (△0.5%)
当期利益 1,283億円 (13.7%)
予 想 21年3月
売上高 9,000億円 (△11.2%)
営業利益 2,130億円 (△9.1%)
経常利益 2,000億円 (△9.3%)
当期利益 1,400億円 (△0.7%)