大言小語 記事一覧

大言小語
住宅新報に連載中の1面コラム、「大言小語」です。
  • 大言小語 管理業、実質スタート

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     今週は賃貸住宅管理業法に基づく管理業者の登録経過措置が終了する。法制化された管理業の実質スタートだ。これからは業界の〝地域志向〟が本格化する。アパートは「建てれば埋まる」と言われた時代は終わり、入居(続く)
  • 大言小語 マスクを捨てよ、街へ出よう…か

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     世界を席巻した新型コロナウイルス感染症の猛威はこのところ落ち着きを見せ、日本もほとんどの都道府県で新規感染者数が前週比減となっている。とは言え、東京都では数千人レベルで、収束には遠い。コロナが収まる(続く)
  • 大言小語 コロナ郊外 ミスリード?

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     70歳半ば過ぎの夫婦が戸建て住宅からマンションへの住み替えを考えている。現在住んでいる住まいは半世紀を超える築古であることと、足が悪く2階に上がることがきつくフラットな空間で生活したいという。戸建て住(続く)
  • 大言小語 変化する力

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     今年はカレンダーの関係か、上場企業の決算発表が特定のタイミングに集中する傾向が見られたものの、主要な住宅・不動産企業の数字はほぼ出そろった。全体的な傾向は当該記事に譲るが、多数の決算説明を見聞きする(続く)
  • 大言小語 たなごころ

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     いよいよ明日5月18日、改正宅地建物取引業法が施行される。不動産の取引でも電子契約を本格的に運用できる。新たな暮らしに思いを巡らし、気持ちを込めつつ朱肉で染めていた印鑑は、不動産契約時に不要となる。一(続く)
  • 大言小語 最終ステージ

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     片親の自宅介護が本格化し早くも5年が過ぎた。昨春はショートステイ先で新型コロナウイルスの集団感染に巻き込まれてしまい、そのまま緊急隔離入院を余儀なくされた。もう帰宅できないのかもしれないと一度は腹を(続く)
  • 大言小語 ハナミズキ

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     薄桃色の花をつけたハナミズキが青空に映えている。別名、アメリカヤマボウシ。北米原産で、日本へは1912年にワシントンDCに贈ったサクラの返礼として贈られた。新緑だけでなく、紅葉、冬木立も美しく、四季の変化(続く)
  • 大言小語 楽をする人材

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     楽をすることは好きだろうか。私は好きだ。楽をするのを悪と捉える人もいるが、楽をしたいと思うのは人の本能なのだろう。機械やコンピュータが発展したのも、人ができることを置き換えて楽をしたいからだ。言い換(続く)
  • 大言小語 遊び方改革

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     日本では5月のゴールデンウイーク、お盆休み、年末年始が3大連休で、例年ならば高速道路は渋滞し、飛行機も新幹線も満席の時期だ。今年もコロナ次第だろうが、働き方改革の進展によっては、これから日本人の長期休(続く)
  • 大言小語 春風駘蕩

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     メディアもネットもウクライナのニュースばかり。見過ぎると心が病んでしまうので、スポーツに目を転じるとひいきチームは最悪の出だし。春なのに。  ▼この春、18歳・19歳がこれまでの未成年から成年となり、未成(続く)
  • 大言小語 マスゴミ×SNS

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     新型コロナウイルス感染拡大でこの2年余りにわたり朝や昼の情報番組やワイドショーで見慣れた医療関係の面々がすっかり姿を消し、今ではロシアのウクライナ軍事侵攻で軍事の専門家が各局に引っ張りだこである。  (続く)
  • 大言小語 言葉の耐えられない軽さ

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     各種報道やネットを介し、今も連日のようにウクライナ情勢の悲惨な状況が伝えられている。資源や資材の流通に対する悪影響はもちろん、ロシアに拠点を持つ我が国の住宅・不動産会社もあり、業界としても極めて深刻(続く)
  • 大言小語 春が訪れる

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     17年前のきょう3月22日は、建築家・丹下健三氏の命日。近代建築の父ともいわれるル・コルビジェの影響を受けつつ、日本と西洋の建築を融合させた多くの作品を手掛け、国内外で高い評価を受けた。優れた人材も育て(続く)
  • 大言小語 早期停戦を願う

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     暖かな日が多くなってきた。もうすぐ開花と共に新年度を迎える。卒業や進学、入社など人生の節目を迎える人も多いことだろう。自分が新入社員として社会に出たのは30年以上も前の昭和の終わり。バブル崩壊と共に社(続く)
  • 大言小語 生きる闇

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     自然災害、パンデミック、大国による戦争まで始まった。まさに「何が起こるか分からない時代になった」。21世紀は自然も人間社会も千々に乱れる〝闇〟の時代になるのだろうか。  ▼人間にとって最大の恐怖が「生き(続く)
  • 大言小語 気楽さの大事さ

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     最近はどこの企業でもSNSを活用している。突然、公式ツイッターで情報発信しろと上司に言われて、何から手を付けていいのかぼうぜんとする人も多いだろう。企業アカウントを使い、業務として手掛ける場合、趣味の(続く)
  • 大言小語 心を癒やす

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     部屋に観葉植物を置くようになって数カ月が経つ。コロナ禍の巣ごもり需要の一つとして、手にする人が増えているらしい。ホームステージングではないが、部屋の片隅に置いているだけなのに、なぜか暮らしにアクセン(続く)
  • 大言小語 五輪開催の必要性

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     コロナ禍の中、北京冬季五輪・パラリンピックが行われているが、判定などを巡り、混乱が起きている。極め付きは、男女4人で競うスキージャンプ混合団体だろう。日本の飛越一番手は女子No.1の高梨沙羅だった。素晴(続く)
  • 大言小語 衣食〝住〟足りて

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     不動産経済研究所によると、21年の首都圏マンション戸当たり平均価格が過去最高を記録した。価値あるものに適正な対価を支払うのは当然のことであり、価格の上昇自体を一概に問題視する気はないが、「高過ぎて売れ(続く)
  • 大言小語 東京離れ本物か

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     総務省の住民基本調台帳に基づく人口移動報告によると東京23区は統計が比較可能な14年以降で初めての転出超過。コロナ前の19年は約6万人の転入超過だったが20年に約1万人超過まで減少し、ついに転出が上回った。本(続く)