大言小語 記事一覧
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大言小語 木造ビルの可能性
AQグループの新社屋「8階建て純木造ビル」が9月10日の上棟式を前にメディアに公開された。住宅用の流通材のみを採用し、一般的な木造軸組の在来工法で建築するという。来年4月の竣工に向け、宮沢俊哉社長は「コス(続く) -
大言小語 利害関係者は誰?
大事と思っているものは人ぞれぞれだが、年々夏が暑くなり、風水害の被害も激しくなると地球温暖化に関心が高まるのは当然のこと。実際に被害に合う人が増えればなおさらだ。こうした中で、緑への関心もまた高まっ(続く) -
大言小語 座して死す覚悟あるか
猛暑が当たり前になった。世界的な現象だ。欧米では熱波による山火事の被害が毎年のように報道される。近年の自然発火は、地球温暖化が原因とされ、その温暖化を止められない人類に地球が警告を発し続けている。政(続く) -
大言小語 テレワークは猛暑対策か
「暑い」。今夏、この言葉をもう何千回見聞きしただろうか。総務省消防庁によると、5月1日から8月6日までの熱中症による救急搬送は5万5784人で、前年同期比6.3%増。「今年の夏は特に暑い」とは毎年聞く文句だが、(続く) -
大言小語 メディア離れ
メディア別の信頼度を調べた15回目の全国世論調査によると、NHKテレビが67.4点でトップを死守し、新聞67.1点、民放テレビ62.1点、ラジオ55.1点、インターネット48.9点、雑誌42.1点と続いた。「普通」を50点として(続く) -
大言小語 レーモンド建築で初
先月、文化審議会文化財分科会は、アントニン・レーモンドが設計し、夏の別荘やアトリエとして利用した軽井沢の「夏の家」を重要文化財に指定する旨を文部科学大臣に答申した。帝国ホテルを設計したフランク・ロイ(続く) -
大言小語 多様性と日本人のホンネ
ジェンダーギャップが注目を浴びる。米格付け機関のムーディーズがOECD加盟国を対象に上級管理職か中間管理職に就いている女性の割合に注目して分析したところ、このギャップを解消することで世界の経済活動を約7%(続く) -
大言小語 多角的な視点を
23年路線価は、全国平均で2年連続の上昇となった。まずは、経済のコロナ禍からの回復傾向が強まっている、とポジティブに受け止める向きが多いようだ。住宅・商業共に、土地の活用ニーズと取り引きの活発化を示し(続く) -
大言小語 人は進歩するもの
コロナ禍での混乱が落ち着きを見せ始めて〝日常〟が戻ってきた、と安心している声が聞こえる。その日常とはコロナ禍以前に戻ったという意味のよう。あえて過激に表現すれば〝壮大な社会実験〟を経験したにも関わら(続く) -
大言小語 問われる〝質〟
日本賃貸住宅管理協会(日管協)の今年度重点事業の一つに「管理報酬の研究」が盛り込まれた。賃貸住宅市場ではこれまで、仲介会社が入居者をあっせんした後に、その物件の管理業務も付随的に行ってきたケースが少な(続く) -
大言小語 業界は魅力を発信できるか
業界団体は総会ラッシュを迎えている。行動制限もなくなり今年は対面での開催が復活した。取材活動もオンラインから対面で行われるようになり、通勤電車も混雑するなどコロナ前の社会経済活動に戻った。 ▼ただ、(続く) -
大言小語 少しずつの我慢
5月に入り、能登地方や千葉南部、トカラ列島、新島・神津島など各地で比較的大規模な地震が相次ぎ、不安が広がっている。今年は関東大震災から100年。過去を教訓とした対策は進化を続けているものの、いまだ改善の(続く) -
大言小語 意味のある人生
経営戦略と人事戦略を整合させる〝人的資本経営〟は優秀な人材を呼び込み、つなぎとめるために欠かせない観点となってきた。その柱として企業は、従業員との相互理解や信頼関係を深める〝従業員エンゲージメント〟(続く) -
大言小語 解体か利活用か
自宅の近所にある水道局宿舎だった2棟建て低層マンションの解体撤去工事が続いている。入居者の退室に数年を費やし、昨年ようやく解体を着工した。建物の完成年は分からないが、幼少の頃の記憶をたどってみてもお(続く) -
大言小語 ツツジ映え
5月の花といえばツツジ。最近、近所に新築された賃貸マンションでは、生垣のように周りを赤、白、ピンクのツツジが埋めつくしている。この光景を見たら誰でも入居したくなるような鮮やかさだ。近年は、賃貸マンシ(続く) -
大言小語 魅力発信できない官民
▼ゴールデンウイーク真っ盛り。5月2日号がどこまで読まれているかはさておき、今年は3年ぶりに行動制限がなく、大手を振って旅行に行けることで国内外の観光地は久々の繁忙期を迎えている。外国人観光客も急回復し(続く) -
大言小語 他人事のままでは
小紙の創刊記念アンケートの結果がまとまった。同じテーマで住宅・不動産会社と一般消費者の双方に意見調査を行うケースは比較的珍しく、一定の価値があるデータと言えるのではないだろうか。 ▼全体的な傾向(続く)