大言小語 記事一覧
-
大言小語 〝場〟を提供する
今般の社会状況の急激な変化で改めて〝つながり〟を意識する人たちが増えている。飲食店舗の営業時間が制限され、それでも、どうしても直接に会いたいと路上で飲酒するほど、リアルな交流を求めるのはその証左の一(続く) -
大言小語 計画修繕セミナー始まる
コロナウイルス感染拡大を受け、昨年度は急きょオンライン配信に変更して実施された国交省補助事業となる無料セミナー「賃貸住宅の計画修繕推進セミナー」が今週1月21日から2月28日までインターネット配信される。(続く) -
大言小語 コロナに負けない心
案の定、コロナ感染が急拡大してきた。日本では政府も国民も昨年末にかけて気を緩めてしまった結果と思われる。東京では正月早々「東京大神宮」でクラスターが発生するなどやはりコロナへの油断は禁物である。 ▼(続く) -
大言小語 中国と西洋のはざま
「一年の計は元旦にあり」ということわざがある。物事を進めるには、計画は最初にしっかり立てるべきという意味で、戒めの意味合いも含んでいる。年が明けておめでたい気分でいる中では、やや辛口のことわざだ。(続く) -
大言小語 コロナで悩む新入社員
「昨年入社した社員が、例年の2倍も退社してしまった」と、ある大手不動産会社の役員が嘆いていた。入社後すぐに在宅勤務となり、上司からの業務指示で分からないことがあっても相談する先輩が隣席にいるわけでも(続く) -
大言小語 ローン控除だけか
本紙で掲載している通り、22年度の税制改正大綱が決定した。注目されていた「住宅ローン控除」については、控除率、控除期間が改正され、いわゆる「逆ザヤ」と呼ばれていた現象はすべてとは言わないが解消される。(続く) -
大言小語 コロナで人生見つめ直す
今年も12月に突入し、年の瀬に入った。昨年からの新型コロナ感染は、10月以降から小康状態を保ち社会経済の正常化に踏み出すかと思ったら新たな変異株「オミクロン株」の登場で再び緊張感が高まっている。帰省や旅(続く) -
大言小語 シンプル・イズ・ベスト
与党における22年度税制改正に向けた議論が本格化している。併せて住宅・不動産業界の各団体も、関係各所への税制・政策関連の要望活動に注力。毎年恒例の動きとも言えるが、今年は特に住宅取得の負担軽減に関する(続く) -
大言小語 変わらぬ風景
日を追うごとに、冬空に変わっている。緊急事態宣言が明けて、街中では徐々に賑わいを取り戻しているようだ。特にテナント入居の飲食店などは、営業時間などで制約がなくなり、ようやく通常通りに賃料を支払えると(続く) -
大言小語 ネット広告の攻防
先の不動産公正取引協議会総会で、公正競争規約の積極的な普及啓発と、違反に対する指導・措置に努めて、ネット広告の適正化に取り組んできた効果がここにきて現れてきたことが報告された。長年、ネット上の違反不(続く) -
大言小語 新しい資本主義
岸田政権が打ち出した新しい資本主義だが「成長と分配」――双方を並列させるから焦点がぼける。「分配なくして成長なし」と言えば分かりやすい。「成長なくして分配なし」では当たり前過ぎる。分配政策で「分厚い中(続く) -
大言小語 スタバの時給
米国のスターバックスは、来年1月から従業員の賃金を引き上げると発表した。これにより平均時給は1900円になるそうだ。コロナ危機からの景気回復で人材を確保することが目的だという。 ▼これだけだと「へー、そう(続く) -
大言小語 生き方見つける秋
緊急事態宣言の全面解除後、一気に季節が進んだ。秋といえば読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋、芸術の秋など実にいろいろある。夏の暑さも過ぎ去り、何をするにも過ごしやすい気候だ。資格試験が秋に集中している(続く) -
大言小語 地震に更なる備えを
10月7日に起こった「千葉県北西部を震源とする地震」は、10年ぶりに関東地方に震度5強の揺れをもたらした。東日本大震災当時と同様、帰宅困難者が多く発生したが、改善されたのだろうか。 ▼10年前の東日本大震災(続く) -
大言小語 世界はつながっている
約半年にわたる緊急事態宣言が解除され、気分的に重しが取れたような感じからなのか、新型コロナウイルス拡大前のように街がにぎわいを見せている。 ▼ワクチン接種率が上がっていることで経済の本格再開に期(続く) -
大言小語 人事尽くして
10月である。不動産業界にとって、今月の重要なイベントと言えば、まずは宅地建物取引士資格試験(宅建試験)だろう。世間では、先日の自民党総裁選や、近く行われる衆議院議員選挙などへの注目度が高いが、〝当落〟(続く) -
大言小語 「人」を見ること
全国的な知名度の、ある中学教師が長らく教えてきた漢字「人」の意味は「支え合う」ではなく、「自立」だったと衝撃発言をした。テレビドラマ上の話だが。漢字は「表意文字」だから、見方次第で意味が変わるのだろ(続く) -
大言小語 〝8年ぶり?〟
一時は3000万人を超えた訪日外客数もほぼ蒸発してしまい、回復のめどが立たない。今年こそと延期した五輪特需もほぼないに等しかった。例年、年末年始や夏休みと並んで、行楽シーズンの秋も人の移動が増える時期に(続く) -
大言小語 矮小化の連鎖
世間の価値観はどうやって決まるのか。世論調査で内閣支持率が発表されるが、あれはマスコミの論調に左右されたものというのが定説だ。ではマスコミはその論調をどうやって決めているのだろうか。それは当然、世間(続く) -
大言小語 生きた言葉
13日間にわたり熱戦が繰り広げられたパラリンピック。その父と呼ばれているルートヴィヒ・グットマン博士が残した言葉はあまりにも有名だ。「失ったものを数えるな、残されたものを最大限に生かせ」。また「今日と(続く)